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海の日に大学から徒歩15分ほどにある大的場海岸へ清掃に行きました

ボランティアサークル「ブルームネクスト」は、活動コンセプトの「地域と大学を繋ぐ」を大切に日々活動しています。

香川大学には、地域の方々や学長をはじめ役員や大学職員が集まり毎週火曜日の朝7時30分から大学構内や周辺の清掃活動を行っている「ほうきの会」というボランティア団体があります。昨年、コロナ禍により行動が制限され、人と出会う機会が少なくなるなか、寂しさを感じていた頃、学内で掃除をしている人をみかけ、声をかけたことが始まりでした。「ほうきの会」の参加者には、香川大学の卒業生や地域のキーマン、地元企業を退職された方も多く、普段の学生生活では知ることのできない地域の情報を得ることができたり、年功者との会話から新たな気付きをもたらしてくれたりもします。 活動をともにするうちに、私たち学生が中心となり清掃活動を行うグループを作りたいと、ブルームネクスト」を昨年2020年5月に発足。ブルームには「broom・ほうき、bloom・花咲くという意味があり、ほうきを使って活動し、花を育て、笑顔を咲かせたいという思いを込めています。

最初のメンバーは4人でしたが、大学内での緑地活動やイルミネーションを設置するなどの活動を続けるうちに、活動に賛同してくれる仲間が増えて今では12人になりました。コロナ禍の影響で、対面授業やサークル活動が制限されるなか、「入学して初めて学生と一緒に活動ができて嬉しかった」という一年生の声が聞けたり、設置したイルミネ―ションの写真を撮影している人に出会ったりしたときはブルームネクストを立ち上げて良かったと思いました。  今後は学外での活動や、地元の小学生や幼稚園児と行うイベントも企画しています。地域との繋がりを少しずつ広げて、ブルームネクストを認知していただき、いつかは地域に必要とされる団体になることを目指しています。

発足したばかりのサークルですので年間行事のフォーマットは存在せず全て自分たちで活動内容を考えています。一人ひとりがサークル内で持つ裁量権が大きくメンバー全員で最初の一歩を踏み出す経験ができることは大きな魅力です。メンバーは他の部活・サークルに入っている人も多く話題が豊富で愉快な人たちばかり。コロナ禍により行動の制限は、まだしばらくは続くかもしれませんが“今”できることはあります。“学生にできることは何があるのか”を一緒に考え活動してみようという方、お待ちしています。

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