動物実験計画書と教育訓練

動物実験を行う場合、動物実験計画書に動物実験実施者として記載する必要があります。事前に「動物実験に関する教育訓練」を受講し、受講確認番号を取得してください。

教育訓練受講申し込み・その他お問い合わせフォーム

※原則、学部学生、院生においては、例年下記のスケジュールで開催される、対面講義・ガイダンスを受講ください。
 医学部学部生:10月(編入生は3月末)
 農学部学部生:7~8月
 院生:4月
 
教育訓練の受講希望の方は、下記のとおり受講して下さい。
※①~③のとおり、所属によって受講方法が異なりますので、ご自身の所属をご確認いただいた上で、受講ください。
 
①香大IDが付与されている方(本学教職員、上記対面講義、ガイダンスにて受講できなかった学部生、院生)
 →下記URLのMoodleにて、受講登録の上、動画を視聴し、テストを受講ください。
     香川大学 Moodle (kagawa-u.ac.jp)
     1,Moodleにログインしてください。(ID,パスワードは香大ID)
     2,ログイン後、トップページにコースカテゴリ内が表示されています。コースカテゴリのすぐ下、〇〇年
        度コンテンツ(受講する年度を選択)➡その他➡動物実験に関する教育訓練(動物実験委員会)を順に
        クリックしてください。動物実験に関する教育訓練(動物実験委員会)のページが開きますので、「私
        を登録する」をクリックしてください。以上で、受講登録が完了します。
     3,登録後、受講手順。動画、テストが記載されたページが開きますので、記載に沿って受講ください。
 
②香大IDが付与されていない方のうち、来学可能な場合(学外者等)
 → 下記URL(学内限定サイト)から動画を視聴し、テストを受講ください。
  香川大学 :: 教育訓練受講(香大IDが付与されていない場合)
 
③香大IDが付与されていない方のうち、来学不可の場合(学外者等)
 →下記の申請フォームより、必要事項を記入の上、お申し込みください。後日、動画視聴URL、資料、テスト受講URLをお送りいたします。
  動物実験に関する教育訓練 (学外者等:受講申込みフォーム) (office.com)

教育訓練の内容

  1. 動物実験等に関する法令、指針等本学の定める規則等
  2. 動物実験等の方法に関する基本的事項
  3. 実験動物の飼養又は保管に関する基本的事項
  4. 安全確保、安全管理に関する事項
  5. 人と動物の共通感染症に関する事項
  6. 施設等の利用に関する事項
  7. その他、適切な動物実験等の実施に関する事項
  8. 質疑応答

教育訓練の受講対象者

香川大学動物実験規則 第27条に基づき、香川大学内で動物実験にかかわる「動物実験実施者」(「飼育管理者」および「飼養者」を含む)が対象となります。
学生実習等において動物実験に該当する実験を行う学部学生も含まれます。 学部学生に対象を限定した教育訓練は、農学部1年次生および医学部医学科1年次生向けに、農学部および医学部キャンパスで、それぞれ開催されています。
「農学部および医学部医学科」以外の学部学生(創造工学部等)で、動物実験を行う予定がある場合、「学部学生向け教育訓練」のほかに、「一般(教職員等)向けの教育訓練」も受講することができます。

教育訓練受講確認番号

2022年2月より、教育訓練受講確認番号がB番号に統一されました。教職員、学部学生、院生に関わらず、受講者全員にB番号が発給されます。

「受講確認番号」B番号

B番号受講履歴の有効 期間は最長「受講年度を含めないで5年度」です。制度変更(関連法令等の改正等)による再受講等の可能性があることをご承知おきください。

医科学概論時の教育訓練

医学系研究科大学院入学直後の「ガイダンス・医科学概論・医科学特論」の医科学概論(動物実験施設担当)の一コマ目が「動物実験に関する教育訓練」に相当する内容になっており、受講後にB番号の受講確認番号が発給されます。 すでにA・B番号のある既受講者(研究科入学者)であっても、単位を出すために医科学概論の一部としても「教育訓練とは別に」出席をとって行っていますので、かならず受講してください。
 
 
 現在、「受講確認番号」A番号、S番号で登録されている方の場合、各有効期限内までは、有効となります。詳しくは以下をご参照ください。

「受講確認番号」A番号(発給停止)

「動物実験に関する教育訓練」受講によるA番号発給は2020年11月末で終了しました。
「動物実験に関する教育訓練」A番号受講履歴の有効期間は、これまで無期限でしたが、2020年12月より最長「受講年度を含めないで5年度」に変更されました。

学部限定S番号「受講確認番号」のみ登録されている農学部・工学部等の学部学生(発給停止)

「動物実験に関す る教育訓練」受講によるS番号発給は2022年1月末で終了しました。
重要:入学年度を含む4年度間を過ぎると、Sで始まる学部学生限定の受講確認番号が失効します。3年次編入の場合は有効期限は卒業年次末まで(通常2年度間)です。
 
・留学・休学・留年等で4年経過し、学部在学中で卒業研究等において動物実験を行う場合
事前に教職員(一般)向け「動物実験に関する教育訓練(Bで始まる受講確認番号が発給されます)」を受講してください。
 
・大学院等に進学されることが決まっていて、Bで始まる「教職員等一般向け教育訓練」の受講確認番号がない場合
学部卒業後も継続して動物実験を行いたい場合は、「教職員等一般向け動物実験に関する教育訓練(Bで始まる受講確認番号が発給されます)」を学部卒業までに、できるだけ早めに受講してください。
指導教員の先生へのお願い:学生の大学院進学が決まりましたら、できるだけ早く「教職員等一般向け教育訓練」を受講できるようにご配慮をお願いします。
 
・Bで始まる「教職員等一般向け教育訓練」の受講確認番号がない場合
大学院進学後に動物実験を行う予定が生じた時点で、できるだけ早急に「教職員等一般向け教育訓練(大学院生も受講対象となります)」を受講してください。

学部限定S番号「受講確認番号」のみ登録されている医学部医学科の学部学生(発給停止)

「動物実験に関する教育訓練」受講によるS番号発給は2022年1月末で終了しました。
重要:入学年度を含む6年度間を過ぎると、Sで始まる学部学生限定の受講確認番号が失効します。
例.「平成24年度(2012年4月)に香川大学医学部医学科に入学した学部学生」の場合、平成30年(2018年)3月末にS番号が失効しています。
 
・留学・休学・留年等で6年経過し、学部在学中に動物実験を行う場合
できるだけ早急に「教職員等一般向け教育訓練」を受講してください。
 
・卒業してからも継続して実験を続ける場合
動物実験を行う予定が生じた時点で、できるだけ早急にBで始まる受講確認番号が発給される「教職員等一般向け教育訓練」を受講してください。
学部卒業後直後から、動物実験を行う可能性がある場合は、卒業までに「教職員等一般向け教育訓練」を受講してください。
 
・大学院に進学希望で、卒業後大学院進学するまで期間が開く場合
大学院進学前に動物実験を行う予定が生じた時点で、できるだけ早急にBで始まる受講確認番号が発給される「教職員等一般向け教育訓練」を受講してください。
卒業直後から動物実験を行う可能性がある場合は、卒業までに「教職員等一般向け教育訓練」を受講してください。
その後、大学院に進学されましたら、大学院入学直後の「医科学概論・医科学特論」の医科学概論(動物実験施設担当)も必ず受講してください。動物実験施設担当概論2コマ中1コマ目が 「動物実験に関する教育訓練」に相当する内容になっています。
「教職員等一般向け教育訓練」も「医科学概論での動物実験に関する教育訓練」のどちらも、Bで始まる受講確認番号が発給されます。 動物実験計画書には「医科学概論での動物実験に関する教育訓練」の受講確認番号を記入してください。
 
・卒業後大学院進学するまで期間が開き、大学院進学までは動物実験を行わないが、大学院進学後に動物実験を行う場合
大学院入学直後の「ガイダンス・医科学概論・医科学特論」の医科学概論(動物実験施設担当)を必ず受講してください。動物実験施設担当概論2コマ中1コマ目が 「動物実験に関する教育訓練」に相当する内容になっていて、Bで始まる受講確認番号が発給されます。
 
・卒業後、次年度すぐに大学院医学研究科に進学する場合
・他学部・他大学出身者で大学院医学研究科に進学する場合
このようなケースは例外的ですが、大学院入学直後の「医科学概論・医科学特論」中の医科学概論(動物実験施設担当)を受講してください。動物実験施設担当の医科学概論2コマ中1コマが「動物実験に関する教育訓練」に相当する内容になっていますので、 Bで始まる受講確認番号が発給されます。
従って、「医科学概論・医科学特論」の数日前に開催される 学部2年次編入生向け、教職員等向け「動物実験に関する教育訓練」を受講する必要はありません。