Q1. 香川大学において動物実験を行う場合に必要な手続きについて知りたい。

A1. 香川大学において動物実験を行う場合に必要な手続き
香川大学内において、動物実験を予定されている場合には、以下の(1)~(6)に沿って手続きを行って下さい。
 
【香川大学内において初めて動物実験を予定している方】
   ➡(1) (2) (3) (4)の手続きを行ってください。

【新たな研究課題で動物実験を予定している方】
   ➡(2) (3) (4)の手続きを行ってください。

【動物実験実施期間中の計画書の内容を変更する場合は】
   ➡(5)の手続きを行ってください。
 
【動物実験が終了したら】
   ➡(6)の手続きを行ってください。

(1) 動物実験に関する教育訓練の受講

香川大学内において初めて動物実験を開始される方は、事前に動物実験委員会が開催する「動物実験に関する教育訓練」を受講し、受講確認番号の発給を受けていただく必要があります。
教育訓練受講者には、既受講者も含め、全員に受講確認番号を発給しています。教育訓練を受講していないと、申請システムに受講者として登録されないために、動物実験計画書申請時に「動物実験実施者」として登録ができなくなります。
教育訓練について »

(2) 「動物実験計画書」の作成

「動物実験計画書」は、記入マニュアルに従って、電子申請システムで作成して下さい。例年、1月より翌年度の計画書の受付が始まり、申請順に逐次審査が行われます。それ以外の時期においても随時計画書の審査を行っていますので、年度の途中において新しい計画を立案されましたら、希望する実験開始時期に対し時間的余裕をもって計画書を申請してください。
 
動物実験計画書 WEB 申請システム 記入マニュアルは以下からダウンロードください。
 香川大学 電子申請システム Home (kagawa-u.ac.jp) ➡ホーム➡ヘルプ➡動物実験計画書 WEB 申請システム 記入マニュアル
 
(3) 動物実験委員会における審査・学長の承認・結果の通知
申請された「動物実験計画書」は、動物実験委員会において審査し、学長が承認します。
承認後、電子承認通知を送信します。通知のURLから承認書を取得ください。

(4) 計画書・マニュアルに従った動物実験の実施

学長の計画書承認後、あらかじめ学長の承認を得ている飼育施設および実験室において、動物実験を開始することができます。 各飼育施設マニュアルに従って飼養・保管および実験してください。 実験室について講座独自のマニュアルを定めている場合は、同様にマニュアルに従って実験してください。
 
(5) 動物実験実施期間中の計画書の内容の変更
電子申請システムで作成された計画書において、動物実験実施期間中に、実験計画書の記載内容を変更する必要が生じた場合、電子申請システムで変更申請を行ってください。
 
動物実験計画書 WEB 申請システム 記入マニュアルは以下からダウンロードください。
 香川大学 電子申請システム Home (kagawa-u.ac.jp) ➡ホーム➡ヘルプ➡動物実験計画書 WEB 申請システム 記入マニュアル
 
(6) 動物実験の終了時
動物実験の終了時には、「動物実験報告書」を提出して下さい。年度更新時には全ての計画書に対して報告書を提出していただきます。電子申請システムで報告書を作成してください。

Q2. 飼育施設と実験室の登録・変更について知りたい。

 A2.「飼育施設設置承認申請書」と「実験室設置承認申請書」の登録・変更

【新規に申請する場合】
動物実験を行う実験室を新たに設置したい場合は、電子申請システムで「飼育施設設置承認申請書」「実験室設置承認申請書」を、部局長の許可のもとに学長に提出しなければなりません。承認時に新しい設置承認番号が発給されます。
 
【記載内容を変更する必要がある場合】
既に承認された「飼育施設設置承認申請書」および「実験室設置承認申請書」の記載内容に変更がある場合は、 「飼育施設設置承認申請書」および「実験室設置承認申請書」による変更申請を、部局長の許可のもとに学長に提出し、事前に承認を受けなければなりません。
 
【「飼育施設名・実験室名及び場所」に変更がなく、他の項目に変更がある場合】
枝番号を発給します。
 
【「飼育施設名・実験室名及び場所」が新規の場合】
これまでの番号とは別の新しい番号を発給します。
 
動物実験計画書の変更申請を行う場合、新しい枝番号あるいは新しい番号に更新されていることを確認して該当する飼育施設・実験室を選択してください。
 毎年12月下旬を目途に、飼育管理者、実験室管理者、当該飼育施設・実験室を使用する動物実験責任者および代表者は、次年度にむけて記載内容の確認をおこなってください。 変更の予定がある場合は、記載内容を変更した申請書の提出をお願いいたします。
計画書を作成する前に、両申請書の記載内容をご確認ください
動物実験計画書に使用する飼育施設および実験室を選択する場合、必ずそれぞれの設置承認申請書の記載内容を確認して選択してください。
飼養保管および使用可能な動物種、特に遺伝子組換え動物が使用可であるかどうかを、必ずご確認ください。
香川大学組換えDNA実験安全委員会が審査している「遺伝子組換え実験計画申請書」学長承認による、 「遺伝子組換え実験承認書」の使用実験室等の欄に、設置承認を受けた飼育施設・実験室の記載がある場合でも、 動物実験委員会が審査する「飼育施設設置承認申請書」および「実験室設置承認申請書」において遺伝子組換え動物が使用可の申請をしていない場合は、 新たに「飼育施設設置承認申請書」および「実験室設置承認申請書」を学長に提出し、 承認を受けてください。枝番号を発給します。

Q3. 「動物実験に関する教育訓練」と「動物実験施設新規・再登録利用者講習会」の違いは?

A3.「動物実験に関する教育訓練」と「動物実験施設新規利用者講習会」について
動物実験に関する教育訓練
「動物実験に関する教育訓練」は動物実験委員会(全学委員会)が主催しています。香川大学内で動物実験にかかわる全ての「動物実験実施者」(「飼育管理者」および「飼養者」を含む)は、あらかじめ教育訓練を受けなければなりません。
教育訓練について »
 
【動物実験施設新規・再登録利用者講習会】
「動物実験施設新規・再登録利用者講習会」は、動物実験施設(医学部キャンパス)を管理している「 研究基盤センター 動物実験施設」が開催しています。動物実験施設(医学部キャンパス)の利用方法・利用の際の一般的心得・手続き等に関する説明会です。
動物実験施設で動物実験を行う場合には、「動物実験に関する教育訓練」と「動物実験施設新規・再登録利用者講習会」の受講が必要になります。「動物実験実施者」で「動物実験施設(医学部キャンパス)を全く使用しない方」は「新規・再登録利用者講習会」を受講する必要はありません。
なお、年度内に動物実験施設を初めて利用される予定がある場合は、早めに受講をお願いいたします。
利用者講習会問い合わせ等: 研究基盤センター 動物実験施設
(学内向け)施設利用の手引き »

Q4. 動物実験における実験処置に対する倫理基準」の詳細がよくわからない。

A4. 「動物実験における実験処置に対する倫理基準」について
国立大学法人動物実験施設協議会が、より詳細な 動物実験処置の苦痛分類に関する解説  を作成しています。

Q5. 哺乳類・鳥類・爬虫類以外の動物を用いた実験の計画書を提出する必要があるか?

A5. 哺乳類・鳥類・爬虫類以外の動物を用いた実験について
【香川大学動物実験規則 第3条第7号】
「実験動物 動物実験等の利用に供するため、飼育施設又は実験室で飼養及び保管している哺乳類、鳥類又は爬虫類に属する動物(飼育施設及び実験室に導入するために輸送中のものを含む。)をいう。」
上記に従い、「哺乳類、鳥類又は爬虫類以外の動物」を用いる実験の場合、計画書を提出する必要はありません。ただし、規則の実験動物に該当しない動物を使用する実験の計画書を提出していただいた場合も、動物実験委員会で審査はいたします。
 
【香川大学動物実験規則 第30条】
「哺乳類・鳥類・爬虫類以外の動物を用いて実験を行う場合は、実験動物以外の動物を使用する動物実験等に供する場合においても、飼養保管基準の趣旨に沿って行なうよう努めるものとする。」
また、上記を遵守してください。

Q6. 教育訓練受講確認番号とは?

A6. 教育訓練受講確認番号について
以下のとおり、解説ページを参考ください。
動物実験に関する教育訓練 »

Q7. 「動物実験に関する教育訓練」受講歴の有効期限は?

A7. 動物実験に関する教育訓練 受講履歴の有効期限・受講回数
以下のとおり、解説ページを参考ください。
動物実験に関する教育訓練 »