2026年10月12日

本船の建造は2025年6月の起工式から始まり、各種の検査を経て、2026年8月17日に進水式を迎えました。進水式には本学・上田夏生学長、東京藝術大学・日比野克彦学長も出席され、上田学長による「命名の儀」、「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」の後、日比野学長から本船の外装デザインについてご披露いただきました。カラヌス4には20の斑点が描かれ、斑点の中には海や船にゆかりのある星座記号が日比野学長自らの手によりあしらわれています。支綱切断されたカラヌス4は、ついに瀬戸内の海に浮かびました。 

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進水式を無事に終えた後、さらなる調整や習熟運転を経て、起工から1年3ヶ月となる9月末、母港の高松市鎌野港に到着。これから長きに亘って我が家となる停泊位置に係留されました。直後の10月最初の週末には、地元の小学生を招いたペイントワークショップが開催されました。操舵室の外壁をキャンバスに、瀬戸内海の「波」をテーマにペイントを施し、地域の方々と共にカラヌス4を完成させました。

そして10月12日、カラヌス4のお披露目式が執り行われました。香川大学、東京藝術大学の両学長によるご挨拶に続き、香川県知事・池田豊人様、日本学術振興会基盤支援部長・多田典史様から心強い祝辞をいただきました。その後、来賓、関係者によるテープカットが行われ、トランペット奏者による祝賀演奏が披露されました。続いて行われたパレード航行では、大漁旗を掲げた地元鎌野港の漁船2艘が併走し、カラヌス4の門出を祝福してくださいました。式典終了後には、カラヌス4の船内見学会や芸術未来研究場2階で歴代カラヌス展を開催し、多くの皆様にご観覧いただきました。

香川大学は、50年以上に亘り瀬戸内海の環境問題に取り組んでまいりました。今後は、完成した本船を活用し、科学者と芸術家が協働で教育・研究活動を展開しながら、瀬戸内海の未来を創る取り組みを強力に推進してまいります。