令和8年10月1日 策定

1  はじめに
   香川大学(以下「本学」という。)は、「世界水準の教育研究活動により、創造的で人間性豊かな専門職業人・研究者を養成し、地域社会をリードするとともに共生社会の実現に貢献する。」を理念に掲げ、教育・研究・医療・地域貢献活動などに全力で取り組んでいます。本学に関わる多くの皆さまから寄せられるご意見やご要望に対しても、真摯に耳を傾け、誠実かつ適切に対応しています。
   その一方で、近年、教職員に対する妥当性を欠く要求や社会通念上許容される範囲を超える言動や要求など、いわゆるカスタマーハラスメントによって、本学の就業環境の悪化を招く事例が発生しています。
   このような状況を踏まえ、全ての教職員が安心して業務に従事できる環境を構築するため「香川大学におけるカスタマーハラスメントに対する基本方針」を策定しました。

2  カスタマーハラスメントの定義
   本学におけるカスタマーハラスメントとは、本学の業務に関連して行われる関係者からの言動のうち、次のいずれかに該当し、教職員の就業環境を害するものをいいます。
・要求内容に妥当性を欠くもの
・要求内容に妥当性がある場合であっても、その要求を実現するための手段又は態様が社会通念上許容される範囲を超えるもの

3  対象となる行為(例)
   次に掲げる行為は例示であり、これらに限られるものではありません。

(1)身体的又は精神的な攻撃
・身体的な攻撃(暴行、傷害等)
・精神的な攻撃(脅迫、中傷、名誉毀損、侮辱、暴言、土下座の強要等)
・威圧的な言動、継続的・執拗な言動
・拘束的な言動(不退去、居座り、監禁等)

(2)不当又は過剰な要求
・法令、規則又は制度上応じられない要求
・本学の業務と関係のない要求
・教職員に対する不当な謝罪・金銭等の要求
・社会通念上許容される範囲を超えるサービスや特別な対応を求める行為

(3)業務の妨害となる行為
・長時間にわたる面会、電話
・教職員へのつきまとい、プライバシーの侵害
・インターネットやSNS等への誹謗中傷
・その他教育、研究、診療又は大学運営に支障を及ぼす行為

4  本学の対応
   本学は、カスタマーハラスメントに該当するか否かを、要求内容、言動の態様、継続性、社会通念その他の事情を総合的に勘案し、該当すると判断した場合には、組織として毅然とした姿勢で臨み、教職員を孤立させることなく、必要な措置を講じます。また、特に悪質と判断した場合には、弁護士や警察などと連携し、厳正に対処します。