国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の2026年度「創発的研究支援事業」に、本学医学部薬理学の北田研人助教の研究課題が採択されました。
JST「創発的研究支援事業」は、特定の課題や短期目標を設定せず、研究者の自由で挑戦的・融合的な研究を原則7年間(フェーズ1:3年間、フェーズ2:4年間)にわたり長期的・安定的に支援する競争的研究費制度です。既存の枠組みにとらわれない研究推進により、将来の破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指しています。
研究課題名 : 体水分が規定する異化プライオリティの解明
研究代表者 : 北田 研人(香川大学 医学部 助教)
研究実施期間 : 7年間
フェーズ1 : 2026年12月1日 〜 2030年3月31日
フェーズ2 : 2030年4月1日 〜 2034年3月31日(※ステージゲート審査通過後)
本研究は、体水分の状態が細胞や組織の代謝(エネルギーや栄養素の分解)をコントロールするという、新たな生理制御機構の解明に挑むものです。体水分バランスの変動が多臓器ネットワークを介してどのように生体代謝を調整しているのか、その未知の応答システムを明らかにすることで、加齢や生活習慣病に伴う筋肉量減少や代謝不全などに対する、新しいアプローチによる予防・治療コンセプトの創出が期待されます。