2026年4月10日、アルミ合金製高速艇建造の中で重要工程の一つである「船殻の反転作業」が実施されました。本船の建造では、溶接作業をはじめとした作業の効率化を図るため、船底部を上にした状態で組立てを行う「反転建造方式」がとられています。

 船体の主要構造が組み上がったこの日、工場内の天井クレーンにより船殻全体が吊り上げられ、作業員の綿密な連携のもと、慎重に反転作業が行われました。巨大なアルミ製の船体がゆっくりと回転し、その向きを変えていく様子は、建造工程におけるハイライトの一つでもあります。

 無事に反転が完了し、船体は正立の状態で定位置に鎮座しました。今後は船体内部の艤装作業や上部構造物の搭載といった、次の建造ステージへと移行します。2026年9月末の竣工に向け、建造工程は着実に進展しています。

 今後も進捗状況を随時レポートしていきます。