香川大学と香川県警察は、2010年から万引き防止に関する調査研究や防犯活動を共同で実施してまいりました。その成果もあり、香川県の万引き認知件数はピーク時と比較して大幅に減少しました。しかしながら、近年は再び認知件数が増加する傾向もあり、新たな対策が求められています。
そこで、このたび香川大学と香川県警察は、笑顔認証タブレットと小型人型ロボットを活用し、ロボットとのコミュニケーションを通じて人流を生み出す万引き防止実証実験を実施します。本実証実験では、1か月間、店舗内のホットスポットに笑顔認証タブレット及び小型人型ロボットを設置します。来店客や店員がタブレットや小型人型ロボットに関心を持って立ち寄ることで、これまで人の目が十分に届きにくかった場所に人流を生み出し、人の目を増やすとともに、笑顔での接客を促すことを目指します。
11月2日は東京からカリスマ万引きGメンである伊東ゆう氏をお招きして、朝礼にて接客における笑顔の重要性と笑顔認証タブレット及び小型人型ロボットの設置についてお話しいただきます。
日 時 令和8年11月2日(月)8:30~8:50
場 所 西村ジョイ成合店 〒761-8081 香川県高松市成合町812-1 (※実施は成合店のみです)
内 容
香川県では、2010年から香川大学と香川県警察が連携し、全国に先駆けて未然防止のための店内声かけを提唱するなどの万引き防止対策を推進してきました。今回は以前に行った笑顔による万引き防止の効果を踏まえ(大久保 他,2026 詳細は以下参照)、ソフトバンクロボティクスの小型人型ロボットを活用して、小型人型ロボットとのコミュニケーションによる人流の変化と笑顔による接客の万引き防止効果について検討します。笑顔での接客を重視している西村ジョイ成合店において、万引きが起きやすい場所への小型人型ロボットと笑顔認証タブレットの設置を行い、カリスマ万引きGメン伊東ゆう氏による笑顔による万引き防止の教育実践も行う予定です。
今回の取り組みは問題を起こす人を特定して監視する社会ではなく、笑顔を意図的に作りだし、明るい雰囲気の中で問題を未然に防止する社会を目指す点に今後の発展の可能性があるといえます。加えて、人手不足の中、客や店員の動線を変え、人の目を最大限に生かして万引きの予防を行う今回の取組は万引き防止の可能性を広げるものと考えられます。報道各社におかれましては、県民の皆様方への警察と大学の取り組みの周知をはかるべく報道のご協力をお願いいたしたく存じます。
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お問い合わせ先
香川大学 教育学部 教授 大久保智生
TEL:087-832-1530
E-mail:okubo.tomoo@kagawa-u.ac.jp