四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構では、香川県内で発生した大規模災害を対象とした災害証言記録の収集を行っています。
この度、造形・メディアデザインコース 大塲晴夫教授とともに、昭和49・51年に小豆島で発生した土砂災害、平成16年に発生した高潮災害で被災した方の災害証言を収集し、記録映像としてとりまとめ、公開いたしました。同災害は、令和6年でそれぞれ災害発生から50年、20年の節目を迎えます。
また、証言記録映像の効果的な学習を目的に、話者の発話内容に関連する情報を即時閲覧可能なマルチレイヤー機能を付加しました。
【対象災害と映像タイトル】
〇昭和49・51年小豆島で発生した土砂災害
<災害体験>
・「何ともいえない血相で」
・「医者は、いつ来るんだ」
・「川が山になった」※マルチレイヤー機能あり
・「初めて聞く地鳴りと地響き」
・「瓦礫の隙間から」
<復興と生活再建>
・「家が紙のように飛んだ」※マルチレイヤー機能あり
・「川の中に屋根があった」
〇平成16年台風16号による高潮災害
・「どこから手をつければいいのか」
・「静かに水が上がってきた」※マルチレイヤー機能あり
【ウエブサイトURL】
〇昭和49・51年小豆島で発生した土砂災害 https://www.kagawa-u.ac.jp/iecms_archives/
〇平成16年台風16号による高潮災害 https://www.kagawa-u.ac.jp/iecms_archives2/
【研究チーム】
・香川大学創造工学部造形・メディアデザインコース教授 大塲晴夫
・香川大学地域強靭化研究センター特命准教授 磯打千雅子
・香川大学学院創発科学研究科創発科学専攻 田中健太郎
◇お問い合わせ先
香川大学四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構 磯打
TEL:087-832-1652
FAX:087-832-1668
E-mail:isouchi.chikako@kagawa-u.ac.jp