宮﨑英一教授(技術)は、2020年度 異能vationプログラムの破壊的チャレンジ(ゼロワンチャレンジ)において「今日からあなたも障害者!発達障害者の困難を日常生活で体験するMRシステム*の試作」で「異能β (総務省公認のへんなひと)」として認定され「異能マスターズ」に加入する事となりました。 https://www.inno.go.jp/innobeta/
 *360度カメラを使用して撮影した360度動画にリアルタイムで、「発達障害の人が見えているように見える動画処理」を行い、それを体験者が装着したVRゴーグルで視聴するMR(複合現実)システム。本システムにより、自分の存在する現実環境での発達障害体験が、従来のVRシステムでは不可能だったより深い障害者理解を与え、発達障害の人の困りごとを自分自身の体験として昇華させる事が可能となります。

〇異能マスターズ (https://www.inno.go.jp/masters/)
 異能vationプログラムの破壊的チャレンジにおいて卒業が認定されると、異能βとして認定され、異能マスターズに加入することが出来る。挑戦支援はもとより、異能βの技術、情報を地球規模に発信するため、プロによる動画の制作、メディア、SNSでの発信支援を中心に、世界の展示会出展支援、世界中の企業からオファーを受けた際にサポートを行う、法務専門家、財務専門家、知的財産専門家による知財や特許に関する支援など、ニューノーマル時代において異能βが地球規模で活躍するための様々な支援が用意される。異能βの称号は、一生となる。

【 注釈 】
異能vationプログラムとは(https://www.inno.go.jp/)
 異能vationプログラムは、ICT分野において破壊的な地球規模の価値創造を生み出すために、大いなる可能性がある奇想天外でアンビシャスな技術課題への挑戦を支援します。
 人類史上、既存の枠にとらわれない破壊的なイノベーションを起こしてきたのは、奇想天外でアンビシャスな技術課題に挑戦する「へんな人」でした。異能vation プログラムは、こうした人たちがのびやかに活躍することが日本の新たな未来を創る、と信じて取り組んでいるものです。

 本プログラムは、情報通信審議会諮問「イノベーション創出実現に向けた情報通信技術政策の在り方」(最終答申:平成26年6月27日)の提言を踏まえ、ICT成長戦略の一つとして平成26年度に開始され、その後年々進化を遂げ、令和2年度には成長戦略フォローアップ、統合イノベーション戦略2020、世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画(令和2年7月17日閣議決定)等において政府の重点施策として位置づけられている。

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〇問合せ・申込:
香川大学 教育学部 教授  宮﨑 英一
TEL:087-832-1504
E-mail:miyazaki.eiichi@kagawa-u.ac.jp
※上記不在の場合 
幸町地区統合事務センター事務課(北キャンパス担当)総務係
TEL:087-832-1405 FAX:087-832-1418
E-mail:lsoumu-c@kagawa-u.ac.jp