2022年7月8日(金)に、インターナショナルオフィス主催セミナー「グローバル・インスピレーション・イニシアティブ」を経済学部講義「地域活性化論」とのコラボ企画としてハイブリッド形式で開催し、本学の学生・教職員約90名の参加がありました。
本イベントは、グローバルに活躍されている方の知見に触れることを通して、学生がグローバルな視点から学修やキャリア形成を考える機会を提供することを目的としています。
まず、「本学の国際交流に関する情報提供」として、原インターナショナルオフィス長及び地域・産官学連携戦略室 植村特命准教授から、本学の渡航方針の現状やグローバル・カフェクラス、イベント等の紹介がありました。
続いて、「グローバルに活躍されている方の講演」では、小豆島町地域おこし協力隊 喰代伸之 氏から、「グローバルに生きることは難しいことじゃない!」というテーマで、グローバルに生きるとはどういうことか、海外に目を向けることのメリット、ご本人の学生時代の留学経験、国家公務員時代の仕事、現在の小豆島町地域おこし協力隊としての活動や小豆島での今後について等、グローバル経験という観点からご講演いただきました。講演途中には、参加学生に対して複数回の質問を投げかけてグローバルについて考える機会を与え、常にコミュニケーションをとりながら、ご講演を進めていただきました。参加学生からは、「グローバルに生きる・海外と繋がることは、言語や金銭面でハードルが高いことであると感じていたが、今回、国外に出て行かなくても日本国内で外国人と関わりを持てばよいことを知ることができたことは新たな発見であった」「海外に行くことや外国人と話すことは難しいことであると考えていたが、その価値観を少し変えることができた」「海外に行きたくなった。いろいろな場所・人・文化に触れ、自分の世界を広げたいと思った」といった感想がありました。
参加した学生にとって、本イベントが、今後の学修・キャリア形成を考える、そして、新しいことにチャレンジする機会となることを期待します。