新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます
教育学部長・教育学研究科長 平 篤志
教育学部と大学院教育学研究科に入学された皆さん、ご入学おめでとうございます。今日から始まる新しい日々に期待を膨らませていることと思います。挨拶の冒頭で、「変化の激しい今日この頃」といった文句がよく使われますが、ここ数年の国内外の動きは、この四半世紀になかったような激しいもののように思います。これまで世界をリードしてきた国が国際法を無視するような行動に出て国際秩序が大きく揺らいでいます。また、AIの急速な進歩は、クリエイターやイラストレーターといった創造的な仕事をする人々に代替される懸念を与えています。昨年の日本の夏の異常な暑さが示しているように世界の気候も変動のさなかにあるようです。このような先が見通せない時代に生きる私たちに求められているのは、これまで築き上げられた学問知を獲得するとともに、俯瞰的で重層的な視点に立ち、しっかりとした自身の軸を持つことだと思います。皆さんの活躍に期待します。
法学部長 堤 英敬
皆さんは、それぞれに夢や目標を持って香川大学に入学されたことと思います。人生において最も自由なのは大学生の時だとも言われますが、そうした自由を目一杯活用して、ぜひ充実した学生生活を送っていただきたいと思います。そのために大事になるのが、自分で考え、自分から動くという姿勢です。日々の学びにおいても、履修した授業を受け、与えられた課題をこなすだけでなく、日頃から自分を成長させるために何をしたらよいのかを考え、行動に移していくことが大切です。また、自分を成長させる機会は大学の中にだけあるわけではありません。海外に留学するのもよいでしょうし、地域でのフィールド活動に参加するのもよいでしょう。香川大学には皆さんの成長に繋がる機会(チャンス)がたくさんあります。ただ、そのチャンスを活かせるかは皆さん次第です。どんなチャンスがあるのか常にアンテナを張り、見つけたチャンスには逃さずチャレンジしていただきたいと思います。いずれにしても、皆さんが卒業するとき、香川大学で学んで良かったと思えるような大学生活を送ってくれることを心から願っています。
経済学部長 青木 宏之
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。 学ぶことは、苦しい面もありますが、それ以上に、世界が広がる楽しさがあることを知ってほしいと思います。経済学部の経済、経営、地域社会に関する幅広い知識は皆さんの見方を変えてくれるはずです。自分の目標やキャリアが見え、他者とのつながり方やコミュニティーのつくり方が見え、社会の動向が理解できるようになります。そして、論文を書くことは、自分の頭の中にある漠然としたイメージに言葉を与え、論理的に整理していく作業です。それは、創造的であり、自己表現としての達成感にもつながります。
最後に、大学は知識を得るだけではなく、価値観を育てる場でもあります。大学で多様な人と会い、異なる考えに触れ、対話をしながら自分自身を成長させてください。
医学部長・医学系研究科長 西山 成
(医学部薬理学教授)
ホームページ:http://www.kms.ac.jp/~yakuri/
ブログ:https://nishiyama-akira.hatenablog.jp
今、皆様が香川大学医学部・医学系研究科で新たな一歩を踏み出されることを、私たち教職員一同、心からうれしく感じております。医療の世界は、不確実な出来事や大きな変化に直面する時代にありますが、それは同時に、新しい価値や可能性が次々と生まれる時代でもあります。感染症や自然災害への対応といった課題に加え、遺伝子治療や再生医療、さらにDXやロボット、アンドロイド、AIを活用した未来医療が着実に現実となり、医療の可能性は大きく広がっています。これからの時代には、高度な専門性だけでなく、人としての温かさや創造力を備えた医療人が、社会から強く求められています。香川大学医学部・医学系研究科は、「奉仕の心」「社会への貢献」「リーダーシップ」を大切な柱として、高い倫理観と深い洞察力を持ち、未来の医療を切り拓く人材の育成に取り組んでいます。現在進めている医学部キャンパスの再整備により、学びと研究に集中できる環境はさらに充実していきます。
教職員一同、皆様の挑戦と成長を全力で支え、共に歩んでまいります。ここで積み重ねる学びと経験が、皆様自身の可能性を大きく花開かせ、明日の医療を明るく照らす力となることを、心より願っております。
創造工学部長 吉田 秀典
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。香川大学創造工学部は、多様な分野を横断しながら「創造力」と「実践力」を備えた技術者を育成することを理念としています。AIやデジタル技術が急速に発展する現代において、工学は社会の基盤を支え、新たな価値を生み出す中核的な存在です。変化の激しい時代だからこそ、課題を見つけ、自ら考え、形にする力が求められます。皆さんには、この4年間で専門知識だけでなく、人と協働する力や挑戦する勇気も磨いてほしいと思います。失敗を恐れず挑み続けた経験は、必ず将来の糧となります。社会から期待される技術者として、大きく成長し、自信を持って世の中へ羽ばたいてください。
農学部長・農学研究科長 小川 雅廣
今日から始まる新しい生活に、期待と同時に不安もあることでしょう。まずは友達をつくってください。サークル活動に参加したり、自分から声をかけたりすれば、きっと良い仲間に出会えます。仲間ができれば、不安も和らぎ、毎日がより充実します。
ここで、皆さんに心に留めてほしいことを二つお伝えします。
一つ目は、「大学は自分を成長させる場所である」ということです。講義、実験、研究、レポートなど、多くの学びの機会がありますが、与えられたことをこなすだけでは成長は十分ではありません。自ら考え、主体的に学ぶ姿勢こそが、皆さんを大きく成長させます。
二つ目は、「新しい環境に飛び込む勇気を持つ」ことです。農学部・農学研究科には多様な海外研修制度があります。海外留学や国際学会での発表は、コミュニケーション能力を高め、視野を広げ、将来の可能性を広げてくれます。不安もあるでしょうが、一歩踏み出す勇気が皆さんをさらに成長させます。
大学生活は、自分を大きく変え、成長できる貴重な時間です。主体的に学び、多くのことに挑戦し、実りある学生生活を送ってください。
創発科学研究科長 末永 慶寛
皆さんは、大学院創発科学研究科の5期生として入学されました。創発科学研究科では、時代の変化や複雑化する地域課題を的確に捉え、「総合知」のもとに社会や人々のニーズにフィットしたイノベーションを創出する人材を育成します。
大学院での生活では、自由な時間とともに、学部学生時代以上に自らの言動に責任が問われることになります。時には困難なことや壁に当たることもあると思います。その際は、遠慮なく指導教員や学生支援部会の教職員の方々などにも相談してください。
皆さんが、大学院生活の中で、一つでも多くの発見ができる機会を作ってほしいと思います。その発見から工夫し、さらには創造へと繋げて行ってください。そして、社会に強く求められる『次世代型人材』として、健康な心と身体で地域貢献とともに明るい未来と創発科学研究科の歴史を創っていきましょう。
皆さんの香川大学での研究成果が花開き、様々な分野での活躍を期待して、私の祝辞とさせていただきます。
地域マネジメント研究科長 中村 正伸
多くの方は、社会人院生として、仕事を続けながらの学生生活になると思われます。仕事、あるいは家庭生活もある中で、皆さんを突き動かす動機、情熱はなんでしょうか?
私自身、仕事をしながら大学に通い、博士論文を書き上げ、皆さんを迎える立場に今います。博士課程に通い始めた頃、未来予想図として今の姿はありませんでした。皆さんが今描いている未来予想図と未来は、必ずしも一致しないかもしれません。しかし、それは必ずしも悪いことではないとも思います。
世の中では、「リカレント」「リスキリング」が定着してきた感はあります。皆さんをお迎えする大学・研究科は、20年前からそのことに取り組んできました。当時の学長・理事、研究科執行部の描いた未来予想図にただただ驚くばかりです。皆さんにはその流れに加わって頂きました。今の情熱を忘れることなく、皆さん自身の将来、香川・四国の将来、日本の将来を思い描きながら、2年間、精一杯、邁進して頂ければと思います。未来は変わるかもしれません。今は全く考えていない博士後期課程への進学の思いを抱く方もでてくるかもしれません。
改めて、22期生の皆さま、ご入学おめでとうございます。