国立大学法人 香川大学(以下「香川大学」)と富士通株式会社(以下「富士通」)は、教育学部附属坂出小学校においてSDGs×デザイン思考×スーパーコンピューター「富岳」を活用した未来の社会をデザインする授業を実施します。
   この授業では、自分たちの住む地域の社会課題をテーマに、デザイン思考を使いながらスーパーコンピューターという先端テクノロジーによって課題を解決する方法を提案し、新たな価値を創造する能力を身につけます。

概要
   デザイン思考 Design Thinking は、ユーザーが潜在的に持っている問題から発見された抽象的なアイデアを、実現可能なアイデアに昇華させる、新しい価値を生み出す思考プロセスです。本プロジェクトでは、これを用いてビジネスに留まらず、児童目線で自分たちの生活する日常での問題解決・イノベーション創出を目指します。 香川大学教育学部は、学びをつくる子どもの育成を目標とし、デザイン思考を元に児童たちの、自他や地域を大切にし、進んで誰かの役に立とうとする力の育成を目的に、富士通の協力を得て、よりよい生き方を創造していきます。
   ここでは、デザイン思考と問題解決の手段となる富岳(以後スーパーコンピューターと称す)を掛け合わせ、全く新しい問題解決の方法を提案します。対面と遠隔を取り入れながら、附属坂出小学校の教員と富士通デザインチームの協働で実施しています。

1)スーパーコンピューターの講演会(2/28)を実施しました。 生徒はスーパーコンピューターの富士通責任者から、まず、スーパーコンピューターとはなにか?スーパーコンピューターは社会生活にどう役立つのか?を学びました。
2)「SDGs(地域課題)×スパコン」で未来の生活をデザインするワークショップ(3/1~3)を実施しました。 富士通デザイナーの指導のもと、スーパーコンピューター等の先端テクノロジーを活用した、香川県の地域課題を解決するアイデアを人間中心の観点でデザインしました。
   以後
3)デザインしたアイデアは、ありたい未来社会の姿として、未来新聞の形での報告会(3/7午前中)を実施します。

■「SDGs」の取り組みについて
   このプロジェクトは、SDGs(持続可能な開発目標)における「社会課題の解決方法やその考え方に触れる学び」への取り組みです。
●富士通の名称は、日本国およびその他の国における富士通株式会社の登録商標または商標です。
●その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

【お問い合わせ先】 
香川大学 教育学部 教授 坂井 聡
   TEL:087-832-1551
   E-mail: sakai.satoshi@kagawa-u.ac.jp
※上記不在の場合 
幸町地区統合事務センター事務課(北キャンパス担当)総務係
   TEL:087-832-1405 FAX:087-832-1418