国立大学法人香川大学の経営等人材育成方針

 

令和2年12月17日
一部改正 令和3年10月 1日

 

 国立大学法人香川大学(以下「本学」という。)の経営及び教学運営を担う人材(以下「経営等人材」という。)を育成する方針を定める。

 

1.基本目標
本学は、教職員を対象に、戦略構築力、組織マネジメント力、国際的通用力等の経営に必要な能力を備える人材や、教学面の先見性や国際性、戦略性等を有する人材を、経営等人材として長期的な視点で確保するとともに、計画的な育成を図る。


2.育成方針
本学は、社会から求められる本学の役割や課題等について、全学的な視座に立って、俯瞰的に、分析・把握及び課題解決の経験を積むことができる多様な階層に渡る職務の活用により、経営等人材の素養のある者を適材適所に配置し、育成を図る。
(1) 学長は、学長戦略室等の室員の職務や副理事・学長特別補佐の職務等を活用して、将来的に理事及び副学長となる経営等人材の素養を備えた者を育成する。
(2) 学部、研究科、附属病院等(以下、「学部等」という。)の長は、学部等の長を補佐する職務の活用により、将来的に学部等の長となる人材の素養を備えた者を育成する。


3.育成環境の整備
学長は、経営等人材の素養を備えた者に対して、学外におけるマネジメントセミナー、研修会等に計画的に参加させるとともに、国際機関との交流や研修等の機会を付与する。


4.外部人材の確保
学長は、学内における経営等人材の育成と併せて、複眼的な外部の視点からの意見を大学運営に反映させるため、経営的発想やビジネスマインド等を有し、組織運営や人的管理等の経験、スキルの豊富な外部人材についても、経営等人材として、登用を図ることとする。
特に、地域における産業界、地方公共団体との連携を強化することを重点に置き、経営等人材の確保に努めることとする。