学部

教育学部(香川大学教育学部規程第1条の2より)
人間の発達・形成に関する教育研究を基礎に、教育に関する総合的な教育研究を行い、教育実践力を有する学校教員及び広く教育界で活躍できる人材を養成することを目的とする。
法学部(香川大学法学部規程第1条の2より)
自由で民主主義的な社会を支える主体性をもった公共的市民及び法律や政治など社会の仕組みを広く体系的・複眼的に理解し、問題解決に当たる専門職業人を育成する。
経済学部(香川大学経済学部規程第1条の2より)
経済や経営に関する専門知識や多様な価値や文化に対する深い理解に支えられた課題探求能力を備え、国際的な視野で地域社会において活躍できる進取の気象と共生の精神に富んだ教養豊かな経済人を育成する。
医学部(香川大学医学部規程第1条の2より)

医学科
医学に関する問題を的確に把握し、その問題を自主的、積極的かつ総合的に解決するために必要な基本的知識及び基本的技術を修得する。
生涯を通じて自己学習する基本的態度・習慣を身につけ、自らを正しく評価できる客観的判断能力を養う。
医療を単に疾病の治療として把握するにとどまらず、予防・リハビリテ-ションをも含む包括的なものとしてとらえ、その背景にある精神的・社会的諸問題と関係づけて考える総合的視野を養う。
看護学科
看護の対象である人間としての権利と自由を尊重し、思考力、判断力、行動力を高めることができる能力を養う。
看護の問題を総合的に判断し、解決できる基本的な知識及び看護実践能力を養う。
生涯を通じて自己啓発し、看護を批判的に分析し、建設的・創造的に発展させることができる基礎的能力を養う。
看護活動を通して教育、研究、管理を担い、及び国際貢献ができる能力を養う。
臨床心理学科

人間と人間を取り巻く環境についての幅広い基礎知識の上に、心理学・臨床心理学の専門知識と技能を修得する。
心理学・臨床心理学に加えて医学の基礎を学び、医療・保健分野を中心とした実習経験を積むことで、心理学・臨床心理学と医学を相互に関連付ける基本的技能と能力を修得する。
地域の相談者に対して傾聴する技能、共感的なコミュニケーションの技能、心の問題を説明する上での心理学・臨床心理学上の実証的な研究方法を修得する。
心理臨床における責任感と倫理観を身につけ、さまざまな人間の心の問題を理解し、他職種連携・協働の観点を踏まえつつ、適切な援助が出来る基本的技能と能力を修得する。

創造工学部(香川大学創造工学部規程第2条より)
人間とその生活を取り巻く自然に焦点を当て、人間と自然とが調和的に共生できる科学技術の創造を目指す教育研究を行い、専門的基礎能力に裏打ちされた幅広い工学のバックグラウンドをもち、国際社会で尊敬される良き市民としての個性豊かな技術者を育成する。
農学部(香川大学農学部規程第1条の2より)
先端的かつ総合的な生物科学を基礎に、自然と調和した安全で快適な社会を実現するための教育と研究を行い、豊かな人間性と幅広い視野、課題探求能力を備え、生物資源の生産と活用に関する科学と技術を総合的に理解し、生物科学を基盤とする産業界で幅広く活躍できる有為な人材を養成する。

研究科

創発科学研究科(香川大学大学院創発科学研究科規程第2条より)
専門分野での具体的な課題解決方法をしっかりとデザインでき、かつ複数の学問分野から得られた多様な知識や技術を協調的に組み合わすことのできる能力を有し、未来における新産業の創造や地域が直面する新課題の解決に貢献できる人材を輩出する。
医学系研究科(香川大学大学院医学系研究科規程第5条より)
修士前期課程看護学専攻
生命と人間の尊重を基盤とし、保健医療、福祉及び社会の諸変化に柔軟に対応できる人材を育成することを目的としている、具体的には人々のQOL(Quality of Life)の向上を目指した科学的、実践的な問題解決ができる能力を有し、グローバルな視野で看護学の発展と人々の健康に寄与する研究を遂行できる人材の育成を目指す。
修士課程臨床心理学専攻
医学を融合させた、世界に通じる心理学及び臨床心理学の教育研究を目指し、心理援助者に必要な高度な知識と経験を有し、人間性の豊かな人材を育成することを目標としている。心理学及び臨床心理学の進歩に貢献するとともに、心理臨床の実践を通して、地域住民の福祉の充実発展に寄与することを目指す。
博士後期課程看護学専攻

あらゆるライフステージにある人々の健康QOLの向上を目指し、健康に関連する学問分野との融合により看護を探究することで、生命・生活・人生に生じる様々な健康に関するイノベーションを起こすことに寄与し、高い倫理観・指導力をもつ看護実践者、教育・研究者を養成することを目指す。
博士課程
医学の領域において、国際的な広い視野を持った研究者として自立し、独創的な研究活動を行うに必要な高度な研究能力とその基礎となる豊かな学識を備えるとともに、研究・生命倫理に関し高い見識を有する研究者を育成し、もって医学の進歩と社会福祉の向上に寄与することを目指す。
農学研究科(香川大学大学院農学研究科規程第1条の2より)
生物科学を基礎に生物資源の生産と利用に関する高度な専門的知識と能力を備えた人材を養成し、国際水準の学術研究を通じて社会への貢献をめざすことを目的とする。
教育学研究科(香川大学大学院教育学研究科規程第1条の2より)
教職経験や学部における専門教育の上に、さらに専門的知識、高度な実践的指導力、研究能力及び倫理観・社会的責任感を育成することによって、多様化・複雑化する学校教育の諸課題の解決に寄与するとともに、地域文化の向上に貢献できる人材の養成を目的とする。
地域マネジメント研究科(香川大学大学院地域マネジメント研究科規程第1条の2より)
地域活性化に貢献する教育研究を通して、高い倫理観とグローバルな視野のもと、マネジメントや地域政策に関する能力を醸成させ、地域新時代を拓く企業・行政等におけるプロフェッショナルとして、高い志を持って地域を支え、かつマネジメントすることのできるリーダーを養成することを研究科の固有の目的とする。ここで定める固有の目的は同時に研究科の教育理念を表している。具体的には、(1)企業の創造的変革を先導し、グローバルな視野を持ちながら地域に貢献する「ビジネス・リーダー」、(2)行政部門に新たな戦略と行動力をもたらす「パブリック・プロフェッショナル」、(3)地域の人々を巻き込み、地域の個性を生かした地域振興を図る「地域プロデューサー」を育成することを目指す。これらは上記の固有の目的(教育理念)のもと、研究科が養成すべき人材像を表している。