■第194号もくじ
 ◇香川大学イベントカレンダー
 ◇学長閑話
 ◇あつあつ釜あげニュース
 ◇カダイ・ラボ・・・医学部 日下教授
 ◇学生VOICE
 就職活動体験記
 ◇大学フォト
 ◇讃岐弁講座
 
□・・・・香川大学イベントカレンダー・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▽学生サークルイベントカレンダー
 http://www.kagawa-u.ac.jp/2014/
▽香川大学イベントカレンダー(2月)
 http://www.kagawa-u.ac.jp/event_calendar/index201502.html
▽香川大学イベントカレンダー(3月)
 http://www.kagawa-u.ac.jp/event_calendar/index201503.html


◆◇◆◇◆◇⇒《学長閑話》

年輪        ・・・・・・・・・・・・・・ 香川大学 学長 長尾省吾

 2015年を迎えた。年末年始の暴風雪はむしろ旧年の憂さを吹き飛ばし、新鮮
な気持ちで新年を迎える事が出来た。昨年は四国八十八ヶ所霊場開創1,200年
にあたり、心も新たに4回目の結願をさせていただいた。ご本堂大師堂に参拝しお
経をお納めした後、樹齢数百年の杉林の静寂荘厳な境内を巡っている時、心の静謐
は癒し以外の何物でもない。大木を抱き過ぎし年月を思う時、小さい自分の存在に
恐れおののく。
 
 愛媛県大三島大山祇神社で乱世の刀剣・鎧(国宝)の展示品を鑑賞したが、樹齢
1,600年でも青々と天に向かって伸びる御神木“楠”を目の前にすると、人間
の過去の営みのはかなさに比して、生命力に満ちた自然の偉大さを改めて思い知ら
された。別の大木断面の展示では、年輪が繊細な自然の流れを無言で示していた。
年輪は毎年の天候で変わり、厳しい環境では密に、成長に適した年は太めに刻まれ、
過ぎし年月の自然環境を示すという。様々な孤を描いて刻まれた年輪に触れてみる
と、森羅万象を一瞬も立ち止まる事もなく先に進める“時”の不思議さに今さらな
がら思いいたる。天地創造から現在まで休む事もなくヒトを含めた動植物の生から
死までを見届けた“時”とは何なんだろう。その様な感慨の中、自分のこれまでの
人生を振り返り、自分の年輪はどうであったかを考えさせられる。ヒトは個々の精
進や努力によって年輪の姿を変える事が出来るかもしれない。
 
 新年はどの様な年輪になるか、そのような事を思い巡らす年初めである。


・・・・・あつあつ釜あげニュース・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ▼香川大学広報誌「かがアド」第21号発行
  http://www.kagawa-u.ac.jp/topics/other/21/
 ▼「産業人材育成フォーラム2015」を開催
  http://www.kagawa-u.ac.jp/topics/education/2015/
 ▼学生支援プロジェクト事業中間報告会を開催
  http://www.kagawa-u.ac.jp/articles/000/014/847/
 ▼香川大学幸町キャンパス総合防災訓練を実施
  http://www.kagawa-u.ac.jp/articles/000/014/901/
 ▼経済学部 「あんもち雑煮」教室を開催
  http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/blog/2015/01/20141217zouni.html
 ▼経済学部 「はじめてのうるし~香川漆器体験ワークショップ~」を開催
  http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/blog/2015/01/19.html
 ▼経済学部 地元再発見の旅「まんのうクリスマスツアー」を実施
  http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/blog/2014/12/post-7.html
 ▼経済学部 真理大学訪問
  http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/blog/2014/12/201412shinri.html
 ▼農学部 就職対策セミナー「年内中に必ず知っておくべきこと総集編」を開催
  http://www.ag.kagawa-u.ac.jp/?p=13986
 ▼農学部 面接対策講座を開催
  http://www.ag.kagawa-u.ac.jp/?p=13985
 ▼農学部 平成26年度防災訓練を実施
  http://www.ag.kagawa-u.ac.jp/?p=13984
 ▽今月の大学訪問
  http://www.kagawa-u.ac.jp/admission/briefing/visit/


◆◇◆◇◆◇⇒《カダイ・ラボ》

光を使って赤ちゃんの脳を診る ・・・・・・・・・・・・・・・・ 日下  隆

 小児期における死亡率は、新生児期(生後28日以内)が最も高く、小児のこの時
期に対する医療は重要です。その新生児医療では特に「脳の障害を如何に減少させ
るか」、がとても大切な問題です。将来的な運動や精神の発達障害を未然に防ぐ目
的に、様々な検査方法や治療方法が考えられ、実施されてきました。出生時に死ん
だような状態(仮死)では脳への血液の運搬や酸素の代謝が障害されるため、その
程度を評価し、新生児の血圧の管理や酸素投与の調節を行う脳を中心とした治療指
標を設定することは重要です。また早産児(母親の妊娠22週から36週間で出生した
新生児)では、肺の病気や未熟児網膜症などの酸素が生体への毒として働く状態が
あるため、これらの新生児の脳での酸素代謝を考えながら余剰な酸素投与は控える
べきです。しかし脳への血液の運搬や酸素の代謝を測定できる方法は、これまでは
放射線や強力な磁場を用いた測定装置を利用する方法しかなく、新生児の集中治療
室では行えませんでした。
 
 このため私達の研究室では、新生児の体に安全で、生体内の血液の流れや酸素代
謝を観察可能な、近赤外光 (700-900nm)という光を用いて、新生児の測定方法を研
究してきました。特に新生児の頭部は、成人と比べて小さいため光が通過しやすく、
頭皮、頭蓋骨、髄液などの層構造が測定に与える影響が少ないため光での測定が容
易であり、新生児の脳の血液量や流れ、酸素代謝が測定可能となりました。また様
々な刺激に対する、脳活動の反応も測定が出来ます。
 
 この方法を新生児の脳の測定に実用化するには、測定の正確性を検証する事が必
要でした。そこで、ヒト新生児と脳の発達速度が類似した子豚を対象にして、正確
な測定可能かどうかの評価を行ってきました。特に仮死状態での脳への血液の流れ
や酸素代謝を測定する事で、産まれた直後に、その児の将来的な発達障害がどの程
度まで進行するか、ある程度予測が可能であることが解ってきました。そして現在
は、そのような状態に対して体温を下げて(低体温)治療を行ったり、他の薬剤や
ガスを投与して、脳の障害が軽減するかどうかを検討しています。
 
 将来的には新生児の脳の状態を安全な光で観察しながら、脳を守ることを最優先
に考えた治療の選択が可能であると考えています。そして少しでも新生児の脳障害
を減少させ、子供達の健康に貢献したいと考えています。

日下先生のプロフィールを大学フォト内に掲載していますので、ご覧ください。


◆◇◆◇◆◇⇒《学生VOICE》

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 今月は、民間企業で就職活動を行った鈴木さん、公務員試験を受験した宗政さん
それぞれの体験記をお届けします。

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就職活動体験記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 法学部4年 鈴木 崇浩

 「おめでとう鈴木君、来年からよろしく。」
 面接後、内定先の人事課長から言われた言葉だ。この言葉を聞いた瞬間は今でも
忘れられない程嬉しかった。思い返せば、約半年間の就職活動は長いようで短かっ
た気がする。社会のルールなんて全く知らない自分が、ある日を境に突然社会に出
て、就職活動を行う。忙しい時には毎日違う県に行き、朝から晩まで面接を受けた。
慣れない環境の中で忙しいスケジュールをこなすことは大変だった。しかし、挨拶
の仕方、メールの書き方等、社会に出てから必要なものを学ぶことができた。

 今から就職活動を行う3年生には、自信を持って就職活動に挑んで欲しいと思う。
胸を張って、自分を精一杯アピールすれば、後悔しないものになるだろう。
 
 これから香川大学を受験する高校生には、自分で考えて行動して欲しいと思う。
大学は高校とは違い、とても自由な環境だ。だからこそ、何事に関しても自分で考
えて行動し、実りある大学生活を送って頂きたい。

 

公務員試験受験体験記 ・・・・・・・・・・・・・・ 法学部4年 宗政 大輝 

 私は、民間企業は一切受けず、公務員試験において受験できるものは全て受験し
ました。
 
 公務員試験での困難は、大きく二点あります。第一に、筆記試験の勉強です。朝
から夜まで自習室で過ごす毎日には気が滅入ってしまうこともありました。また、
試験が近づくにつれ、不安も大きくなっていきました。第二に、面接試験です。公
務員試験は、民間の就活と比べても、面接で人物を見て頂くチャンスが圧倒的に少
ないので、どの面接も無駄に出来ないというプレッシャーが大変大きかったです。
しかし、こういった困難も、一緒に勉強を頑張ってきた友人がいたため、励ましあ
いながら、また情報を共有しあいながら乗り越えることができました。
 
 これから公務員試験を受ける後輩たちには、筆記試験の勉強、面接対策、共に、
妥協せず納得いくまで取り組んでほしいです。また、一人で勉強するより、一緒に
頑張れる友人がいた方が絶対に強いです。友人と励ましあいながら、合格を勝ち取
ってください!


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◆◇◆◇◆◇⇒《大学フォト》
今月はアドバンスト・セミナーの様子などをお届けします。
            
                               
 http://www.kagawa-u.ac.jp/faculty/centers/pro/20144/20151/


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【讃岐弁講座】
 「ぴっぴ」とは… うどんのことです。受験シーズン本番。連日の猛勉強で疲れ
が溜まっているころですね。胃腸も疲れているかもしれません。そんなときは、や
さしい味の温かいぴっぴを食べ、調子を整えてくださいね。
 疲れと緊張がほぐれ、もうひと踏ん張りできる気持ちになりそうです。
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   次回「香川大学メールマガジン」の発行は2月23日(月)です。

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『香川大学メールマガジン』(毎月1回 最終週月曜日発行)
 ・配信中止・配信変更・バックナンバーの閲覧及び、本誌ならびに香川大学
  に関するご意見、ご要望は、以下のホームページからお願いします。
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 ・編集/発行:香川大学広報室 〒760-8521 高松市幸町1-1

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