■第191号もくじ
 ◇香川大学イベントカレンダー
 ◇学長閑話
 ◇あつあつ釜あげニュース
 ◇カダイ・ラボ・・・教育学部 松村教授
 ◇学生VOICE
 「未来からの留学生」学生レポート
 ◇大学フォト
 ◇広報室より
 ◇讃岐弁講座
 
□・・・・香川大学イベントカレンダー・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▽学生サークルイベントカレンダー
 http://www.kagawa-u.ac.jp/2014/
▽香川大学イベントカレンダー(11月)
 http://www.kagawa-u.ac.jp/event_calendar/index201411.html
▽香川大学イベントカレンダー(12月)
 http://www.kagawa-u.ac.jp/event_calendar/index201412.html


◆◇◆◇◆◇⇒《学長閑話》
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今月より、長尾学長の新コーナーが始まりました。

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 私が最近思い、感じる事などを書いてみたいと思います。
この9月中旬にハードスケジュールではありましたが、タイ・チェンマイ大学との
合同シンポジウムとインドネシア・マカッサルのハサヌディン大学での6大学農学
部大学院のシンポジウムに参加しました。

 チェンマイ大学とは、各学部関係者の努力もあり、10年以上学術研究ならびに
学生交流を行い、また交互に主催大学となりシンポジウムを開催し今回が第5回目
となりました。一人でも多くの学生を参加させたいと思っていましたが、第3回の
7名に対して39名の学生がタイの学生と交流出来ました。学生討論会では語学の
壁で実力が発揮できなかった学生もいたようですが、そのような経験をする事が大
切だと思います。参加した学生は、タイの学生の積極的な何かを学びたい、自分の
意見を言いたいという姿勢と目の輝きに、刺激を受けたはずです。学生諸君には短
期の海外経験ではありましたが、日常の学修では得難い何かを修得してくれたもの
と思っております。先日、その成果発表会も行われました。人生の中で考え方やラ
イフスタイルが変化する機会は誰も経験しますが、今回の外国人学生との交流が
そのきっかけになってくれれば嬉しい限りです。
 
 インドネシアのハサヌディン大学では、農学部大学院の学術連携が順調に進展し
ており、博士課程のジョイントディグリーの協定書のサインがありました。来年は
香川大学がホスト大学になる事から、関係部署と相談しながら大学として準備をす
る方針です。両国の大学は"日本の大学は我々の手本です"とは言っていますが、追
いつけ追い越せという気概がひしひしと伝わってきました。シンポジウムでの学生
の真剣さと教員の高いモチベーションに大いに刺激された旅でした。


・・・・・あつあつ釜あげニュース・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ▼キャンパス花いっぱい運動(秋季)を実施
  http://www.kagawa-u.ac.jp/articles/000/014/497/
 ▼香川大学・高松市連絡協議会を開催
  http://www.kagawa-u.ac.jp/articles/000/014/482/
 ▼三木サテライトオフィスオープニングセレモニーを実施
  http://www.kagawa-u.ac.jp/articles/000/014/470/
 ▼附属坂出中学校生徒に学長から奨励賞を授与
  http://www.kagawa-u.ac.jp/articles/000/014/465/
 ▼留学生と丸亀市立本島小学校児童が交流
  http://www.kagawa-u.ac.jp/articles/000/014/451/
 ▼コミュニケーション力向上ワークショップを実施
  http://www.kagawa-u.ac.jp/articles/000/014/409/
 ▼経済学部 『まんが「里海」ってなあに?』 が紹介
  http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/blog/2014/10/20141015satoumi.html
 ▼経済学部 「かまたまつり2014」の記者会見・公開打ち合わせを実施
  http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/blog/2014/10/2014-2.html
 ▼経済学部 留学生が学部長を訪問
  http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/blog/2014/10/20141002foreignstudent.html
 ▼医学部 第35回香川大学医学部祭を開催
  http://www.med.kagawa-u.ac.jp/topics/event/35h26-10-1112/
 ▼医学部 香川大学入学式(医学科2年次編入学)を挙行
  http://www.med.kagawa-u.ac.jp/topics/student/2014-10-01/
 ▼工学部 トゥール市への親善研修生として学生が派遣
  http://www.kagawa-u.ac.jp/kagawa-u_eng/articles/000/014/436/
 ▼工学部 寺尾准教授が戦略的創造研究推進事業「さきがけ」に採択
  http://www.kagawa-u.ac.jp/kagawa-u_eng/articles/000/014/391/
 ▼農学部 日本の食の安全留学生特別コース 入学式を実施
  http://www.ag.kagawa-u.ac.jp/
 ▼農学部 職場体験実習を実施
  http://www.ag.kagawa-u.ac.jp/
 ▼農学部 後期就職活動スタートガイダンス及び公務員説明会を開催
  http://www.ag.kagawa-u.ac.jp/
 ▼農学部 公開シンポジウム開催報告 
  http://www.ag.kagawa-u.ac.jp/
 ▽今月の大学訪問
  http://www.kagawa-u.ac.jp/admission/briefing/visit/

 

◆◇◆◇◆◇⇒《カダイ・ラボ》

大きな宇宙の、小さな塵の研究 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 松村 雅文

(ある日ある時、教育学部の松村研究室にて)

学生Aさん:こんにちは。すみませんが、先生の研究について、お話を伺ってもよ
いですか?

松村(M):(時計を見ながら)この後、附属坂出小学校と附属幼稚園に行かなけ
ればいけないので、あまり時間が無いけれど、良いですよ。

A:専門は何ですか?

M:(少し面倒くさそうに)私の専門分野は、天文学です。文字では、"文学" と
書きますが、実際に研究している内容を考えると、天体物理学というほうがその内
容を表していると思います。

A:そうですか。で、その内容は?

M: 宇宙(星間空間)における固体の塵粒子(星間塵粒子)についての研究です。
宇宙空間は、地球の大気に比べると、ガスや塵の密度は大変低く、ほとんど真空と
言えるのですが、ガスや塵があるのですね。地球を含めて太陽系の天体は、そのよ
うなガスや塵からできたので、塵の性質を知ることは、太陽系のような惑星系ので
き方を知るのに重要です。

A:真空に近いのに、なぜ判るのですか?

M:(少し熱くしゃべり始める)密度は低くても、地球から星までの距離はとても
大きいので、視線上にある塵の量は多く、遠方の恒星の光の色は影響を受けます。
文字通り「塵も積もれば山になる」です。遠方(例えば数百光年とか)の星の光は、
近くの星の光よりも赤っぽく観測されます。これは、夕日が赤く見えるのと同じで
す。塵のサイズや組成によりますが、一般に塵は青い光ほど、吸収・散乱します。
このため、遠方の星の光には、赤い光が多く残り、結果として赤く見えます。

A:では、先生は遠い星の色を観測しているのですか?

M:昔はそのような研究もしていましたが、最近はしていません。

A:なぜですか?

M:夜は眠いから(笑)。半分は嘘です。私はどちらかというと、朝に弱い夜型人
間です。実のところ、天文の研究と言っても色々あり、最近は、光の散乱の特性を
理論的に計算する研究を行っています。

A:その理論的な計算って、どんな計算なのですか?

M:(目が輝き体を乗り出してくる)光は電磁波の一種なので、電場と磁場の波で
あると考えることができます。そこで、塵粒子の中と外とでの、これらの波を何ら
かの方法(通常は直交関数系で展開)で表し、塵の表面での境界条件を考えて、中
と外の波をつなぐことができます。そうすると、塵によって入射してきた光がどう
なるのか、厳密に表わすことができます。塵の形が球形なら比較的単純なのですが、
複雑な形になると、とても難しくなります。でも、いかにきちんと計算するのか、
また観測データ等と比較できるのかなどを考えて研究していくのは、とても面白い
です。また、光(電磁波)は横波なので、偏光の特性があります。偏光は…

A:(ちょっとあわてて遮る)ありがとうございます。少しお話は難しくなりまし
たが、何となく先生の研究の様子が判ってきたように思います。私は、そろそろ、
次の授業の時間ですし…

M: (やはりあわてて)あ、そうですね。私も、もう行かなければ電車に遅れてし
まう… 今日は来てくれて、ありがとう。さようなら。

A:さようなら。

この会話は架空のものですが、研究内容は実際のものです。上に書いた内容の他に
も、天文教育、久米通賢の天体観測資料の調査など、天文に関する色々な研究を行
ってきました。


松村先生のプロフィールを大学フォト内に掲載していますので、ご覧ください。


◆◇◆◇◆◇⇒《学生VOICE》

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10月12日に行われた「未来からの留学生-教育学部フェスティバル in 香大-」の
運営に携わった神野さん、前田さんのレポートをお届けします。

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              ・・・・・・・・・・・・ 教育学部 神野あかり

【未来からの留学生に参加して】

 私の所属する家庭科研究室では、環境をテーマに廃油を使用した「エコキャンド
ルをつくろう」を開講しました。子どもたちがエコに興味を持ち、理解を深めてい
けるように、「なぜ廃油を水道管に流してはいけないのか」ということをテーマに
した紙芝居を作り、それを見てもらいました。では、廃油をどう処理すればよいか、
ということの一例としてこのキャンドルづくりをしました。子どもたちが楽しそう
に活動する姿を見られて、私たちも嬉しかったです。“環境について考えを深め、
家庭で継続して実践してもらう”ということを私たちは目標としていたので、今回
子どもたちが実際に体験して学んだことを、未来に繋げていって欲しいと思います。
私たち学生にとっても直接子どもたちと関わることができ、とても有意義な活動だ
ったと感じています。

 このように教育学部では、“子どもたちと共に”といった実践に伴った経験も出
来ます。子どもたちが育つ貴重な体験に寄り添えるなんて、ワクワクしませんか?
ぜひ香川大学で一緒にたくさんのことを学びましょう。


               ・・・・・・・・・・・ 教育学部 前田 悠登

運営に関して

 未来からの留学生は、私の「これから」について考えるいい機会となった。今回、
新たにバルーンアートの授業を開講させてもらった。多くの先生や仲間に影で支え
られ、なんとか初めての授業を完成させることができた。バルーンアートをしたこ
とがないからといって、教えるからには「できません。」で終わらせるわけにはい
かない。教師としての責任を強く感じ、練習で何百と風船を割った。授業は成功し、
多くの子どもたちが私たちの授業に興味を持ってくれたことはとても嬉しかった。
しかし、反省点からは私のこれからの課題について考えさせられた。今回の悔しさ
をばねに、私のベストに近づいていきたい。
 
高校生へのメッセージ

 今回、多くの人たちに助けられ、一つの授業を完成させることができました。ま
た、社会に出て活躍していくために必要不可欠な資質を磨いていくことができます。
香川大学教育学部で仲間たちと共にプロを目指しませんか?


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◆◇◆◇◆◇⇒《大学フォト》
今月は医学部祭の様子などをお届けします。
            
                               
 http://www.kagawa-u.ac.jp/faculty/centers/pro/20144/201410/ 


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◆◇◆◇◆◇⇒《広報室より》

 朝晩、ずいぶんと肌寒くなってきました。
 
 ところで、10月7日に、ノーベル物理学賞が発表となり、名城大学の赤崎勇教
授、名古屋大学の天野浩教授、米・カリフォルニア大サンタバーバラ校の中村修二
教授の3人の受賞が決定しました。
 
 赤崎教授は、「発光ダイオードをやり始めたのは1973年から。最初のころは、
青色LEDは20世紀中にはできないだろうと言われていたので、どんどんやめて
いく人がいましたが、私はちっともそういったことは考えていなかった。成否は考
えず、ただやりたいことをやっていた。非常に幸運にも、仲間たちが支えてくれた。
」「はやりの研究にこだわらない。自分のやりたいことをやる。それが一番だと思
う。仮になかなか結果が出なくても、やり続けることができると思う。」と受賞後
のインタビューで答えています。

 自分のやりたいことをずっとやり続けていくことの大切さを教えてくれます。み
なさんはどう思いますか。(広報室)


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【讃岐弁講座】
 「いただきさん」とは… 大きなリヤカー付きの自転車で魚の販売を行っている
女性のことを指します。リヤカーの中には、その日の朝に捕れた魚のほかいただき
さん手作り干物や魚をさばく道具などがたくさん積まれています。お願いすれば、
3枚におろしてくれたり、おいしい調理法を教えてくれますよ。いただきさん直
伝のレシピと新鮮なお魚で食欲の秋を楽しんでみてくださいね。

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   次回「香川大学メールマガジン」の発行は11月25日(火)です。

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『香川大学メールマガジン』(毎月1回 最終週月曜日発行)
 ・配信中止・配信変更・バックナンバーの閲覧及び、本誌ならびに香川大学
  に関するご意見、ご要望は、以下のホームページからお願いします。
  http://www.kagawa-u.ac.jp/faculty/centers/pro/mailmagazine/
 ・編集/発行:香川大学広報室 〒760-8521 高松市幸町1-1

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