■第198号もくじ
 ◇香川大学イベントカレンダー
 ◇学長閑話
 ◇あつあつ釜あげニュース
 ◇カダイ・ラボ・・教育学部 岡田准教授
 ◇学生VOICE
 農学部学生ボランティアサークル ASUS(エーサス)
 ◇大学フォト
 ◇讃岐弁講座
 
□・・・・香川大学イベントカレンダー・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▽香川大学イベントカレンダー(6月)
 http://www.kagawa-u.ac.jp/event_calendar/index201506.html
▽香川大学イベントカレンダー(7月)
 http://www.kagawa-u.ac.jp/event_calendar/index201507.html

◆◇◆◇◆◇⇒《学長閑話》

若者たちへ            ・・・・・・ 香川大学 学長 長尾 省吾

 5月に入り、まさに風薫る季節になった。多くの学生が構内を闊歩し、若いはじ
けた会話や歓声が聞こえる。新入生とおぼしき一団が新しい友人と肩を並べて何か
話に夢中になっている。毎年、この季節を迎えると彼らのエネルギーに力づけられ
る。新入生と語る会も、もうすぐ始めよう。今年はどのような学生たちが学長室を
訪れてくれるか、楽しみにしている。
 
 なぜかこの時期になると、時間の経過とは逆に、私の学生時代のさまざまな思い
出が鮮明に蘇る。不思議である。現在と比し社会全般に余裕が感じられた時代であっ
たと思うが、今在る私を決定づける出来事もあった。

 若者には、最も感受性の強いこの時期に、自ら考えて、将来に生かすための時間
を費やす工夫をして欲しい。本学での学修はもちろんのこと、一生心に残る、よき
友・師・先輩・地域の人々との交流、スポーツ・芸能・会話力の腕を磨く、社会に
出て自分のありかを探す、人生の道しるべとなる本に出会うのもよし等々である。

 若さそれ自体が人生に二度とない時間であり、私にはどうにもならない眩い存在
である。


・・・・・あつあつ釜あげニュース・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ▼平成27年度第1回アドバンストセミナーを開催
  http://www.kagawa-u.ac.jp/topics/education/271/
 ▼Newsweek記事に希少糖が取り上げられる
  http://www.kagawa-u.ac.jp/topics/education/newsweek/
 ▼経済学部 地元再発見の旅第10弾
  「高瀬茶とマーガレット花和紙体験ツアー」を 実施
  http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/blog/2015/05/10.html
 ▼農学部 ホームカミングセミナーを開催
  http://www.ag.kagawa-u.ac.jp/?p=15121
 ▽今月の大学訪問
  http://www.kagawa-u.ac.jp/admission/briefing/visit/


◆◇◆◇◆◇⇒《カダイ・ラボ》
人の「やる気」を研究する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 岡田 涼

 私は人の「やる気」を研究しています。こんなことをと言うと、みなさんはどう
思われるでしょうか。「やる気なんて個人差の問題なのに、研究できるの?」とか
「やる気が出る出ないは、その時々で違うから研究しても仕方ないんじゃない」と
かいう声が聞こえてきそうです。確かにその通りかもしれませんが、もう少し考え
てみてもいいかもしれません。普段からやる気がある人とあまりない人がいますが、
その違いはなぜ生じるのでしょうか?みなさんもやる気が出る時と出ない時がある
と思いますが、やる気が出る時(あるいは出ない時)ってどんな時でしょうか?そ
ういったことについて、一般的な法則がわかったら面白いと思いませんか?
 
 やる気の問題は、面白いだけでなく、実は色々なところで解決が求められてもい
ます。たとえば、みなさんが学校教育の中で何を学ぶべきかを定めている「学習指
導要領」というものがあります。その中では、さまざまな知識や技能を身につける
だけでなく、自ら考える力や学習に取り組む意欲を育てることを重視しています。
やる気をうまく支えるのは教育上の重要な課題です。
 
 私が専門としている教育心理学では、人のやる気の問題を「動機づけ」という言
葉で捉えて研究をしています(動機づけを英語で言うとモチベーションです)。そ
の動機づけの特徴を示した理論に自己決定理論というものがあります。自己決定理
論では、何かをする時に興味をもって自分から一生懸命取り組むようなやる気を大
事にしています(これを「内発的動機づけ」と呼びます)。人がそのようなやる気
をもつためには、「自律性」「有能感」「関係性」の3つが必要だとしています。
自律性は、自分のことを自分で決められるという感覚です。有能感は、自分がうま
くやれているという感覚です。そして、関係性は、他の人とよい関係を築けている
という感覚です。つまり、自分で何をするかを決めて、少しずつ上達するのが実感
でき、人とよい関係のなかで活動できている時、人はやる気になるということです。
みなさんも、学校での勉強や部活の練習などで思い当たるところはありませんか?

 動機づけの理論をもとにして、私はさまざまな場面でのやる気に関する調査研究
を行っています。今は特に小学生の学習活動に対するやる気に注目しています。も
う少し専門的な言い方をすると、「協同的な学習に対する動機づけ」という概念を
提唱し、その特徴や影響要因を明らかにするために、縦断調査に取り組んでいます。
研究の方法として、子どもたちに回答してもらったアンケートや授業観察で集めた
データに対して統計解析を行います。その結果をもとに、やる気の特徴に関する一
般的な傾向や法則を導き出し、子どものやる気を支える教育環境や教師のかかわり
方について考えていきます。客観的なデータをもとにして、人のやる気の仕組みに
ついて少しずつ明らかにしていきたいと思っています。

岡田先生のプロフィールを大学フォト内に掲載していますので、ご覧ください。


◆◇◆◇◆◇⇒《学生VOICE》

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 今月は、農学部学生ボランティアサークルASUS(エーサス)の先森さん、野崎さ
んのレポートをお届けします。ASUSでの活動について、また山崎製パン株式会社と
共同企画・開発した商品について書いていただきました。
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ASUSとは                  ・・・・・ 3年 先森 永葉

 Aggie students union servesの略です。

 大学や地域の行事において学生自らがボランティア活動を計画実行し、農学部の
後輩のために勉学や進路の相談にのる等、ボランティア・サポート活動を行うサー
クルです。それぞれの活動によって個々の主体性を養い、社会でも活躍できる能力
を身に付けることを目的とします。
 
 本年度は、学生支援プロジェクトに申請して、ジュースとお菓子の開発、食育・
収穫体験、海の科学実験教室や、サンサン館三木で科学体験教室を行う予定です。
その他にも、三木町で行われる「三木まんで願。」でテントをお借りして、いちご
とブルーベリーのジャム試食&クイズ、人工いくら作り体験、アイス作り体験のブ
ースを出し、地域の方々に貢献したいと考えています。
 
 また、下級生サポートとして、入学式の日に「新農学部生の集い」を主催し、他の
農学部サークルにもチューターとして参加してもらいました。新入生対象の屋島合
宿では、ASUSのメンバーがサポーター学生として参加し、様々なサポートを行いま
した。その他、時間割相談会では教室をお借りし、履修科目が不安な後輩の相談に、
先輩としてアドバイスもしています。

 

キャンパスランチパックの共同開発について   ・・・・・ 3年 野崎 智恵

 キャンパスランチパックとは山崎製パン(株)と大学生によるコラボ企画です。中
四国内の国立大学の中で初めて香川大学がこの企画に参加しました。 ASUSでは香
川らしさをコンセプトに部員全員でアイデアを出し合い、そして山崎製パン(株)
に試作を数多く行ってもらい、意見交換を重ねました。
 
 今回ASUSは、香川県を代表するうどんをランチパックに入れることに挑戦しまし
た。しかしパンに合う味付けのものはなかなか出来ず、試行錯誤を繰り返す中で、
【釜玉うどん風ランチパック】が一番良いということになりました。
 
 また、農学部としての特色を生かすことを目指し、農学部で研究の行われている
苺と希少糖に着目しました。その結果、希少糖入り苺ジャムを使用した【クリーム
大福風ランチパック】が完成しました。上記のランチパック2点と共に、希少糖入
り苺ジャムとキウイソースを使用した【ふんわりワッフル】も商品化しています。
3点とも中四国9県で発売中です。ぜひ食べてみてください。


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◆◇◆◇◆◇⇒《大学フォト》
今月はアドバンスト・セミナーの様子などをお届けします。
                                          
 http://www.kagawa-u.ac.jp/center/pro/20144/20155/ 


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【讃岐弁講座】
 「やむ」とは… 雨などが止むという意味ではありません。「しっける」という
意味が近いでしょうか。サクサクしていたお菓子が湿って柔らかくなったり、暑さ
で飴が溶けて表面が柔らかくなったりしたとき「お菓子やんでしもた。」と言った
りします。もうすぐ梅雨、この言葉がよく使われる季節が近づいてきましたね。
 また、一夏越してしまった花火に火がつかないときも「花火やんどる。」と言っ
たりします。語源は「病む」からきているようです。
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   次回「香川大学メールマガジン」の発行は6月29日(月)です。

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『香川大学メールマガジン』(毎月1回 最終週月曜日発行)
 ・配信中止・配信変更・バックナンバーの閲覧及び、本誌ならびに香川大学
  に関するご意見、ご要望は、以下のホームページからお願いします。
  http://www.kagawa-u.ac.jp/faculty/centers/pro/mailmagazine/
 ・編集/発行:香川大学広報室 〒760-8521 高松市幸町1-1

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