日本興業株式会社、株式会社不動テトラ、アサヒ飲料株式会社、国立大学法人香川大学が開発し、藻場造成構造物で実用性を実証したCO2吸収材を用いた低炭素型コンクリートが、2026年3月27日付けで、国土交通省が運用する“新技術情報提供システム(NETIS※1)”に「CO2吸収材を用いた低炭素型コンクリートにより消波・被覆・根固ブロック及びプレキャストコンクリート製品を製作する技術」として登録されました。 今回開発されたCO2吸収材を用いた低炭素型コンクリートは、従来の普通コンクリートと比較して、材料由来のCO2排出量を大幅(最大80%以上)に削減することが可能で、これを用いて藻場造成構造物などのコンクリート製品を製作することで、カーボンニュートラルに貢献することが期待されます。 藻場造成構造物による実証は、本学副学長の末永慶寛教授がプロジェクトリーダーを務める研究プロジェクト「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT※2)【地域共創分野・本格型】」「資源あふれる豊かで持続可能な瀬戸内海創生拠点」の成果となります。 香川大学では、引き続き本技術の研究開発及び実用展開を進めるとともに、関係機関との連携を通じて、持続可能で安全・安心な社会インフラの構築に貢献してまいります。
※1 NETIS(New Technology Information System):民間企業や研究機関等により開発された新技術の情報を収集・公開し、公共工事等における技術活用を促進することを目的とした、国土交通省の公式データベース。公共インフラの整備・維持管理分野において、コスト縮減、品質向上、安全性確保、生産性向上、環境負荷低減など、社会的課題の解決に資する技術を広く共有する仕組みとして運用されている。
※2 共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT):国立研究開発法人科学技術振興機構の公募事業であり、大学等が中心となって未来のありたい社会像(拠点ビジョン)を策定し、その実現に向けた研究開発を推進するとともに、プロジェクト終了後も、持続的に成果を創出する自立した産学官共創拠点の形成を目指す産学連携プログラム。
【登録情報】
登録技術名称:CO2吸収材を用いた低炭素型コンクリートにより消波・被覆・根固ブロック及びプレキャストコンクリート製品を製作する技術
NETIS登録番号:SKK-250001-A
登録日:2026年3月27日
参考リンク:新技術情報提供システム(NETIS:New Technology Information System)
https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/dtlprint?regNo=SKK-250001
CO2吸収材を混入した藻場機能付き根固め被覆ブロック

共創の場形成支援プログラム概要(香川大学)
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