平成22年10月6日(水)に国際研究支援センター研究会シリーズ第1回「ケアの現場における国際協働に向けて:移民介護労働の日仏比較」を開催しました。場所は教育学部遠隔教育調査研究室の他、医学部、工学部、農学部の各キャンパスから遠隔会議システムを使用して実施され、本学教職員学生17名の参加がありました。
研究会では田港インターナショナルオフィス長の挨拶の後、村山国際研究支援センター長から、本研究会の趣旨説明があり、引き続きインターナショナルオフィス細田講師の報告「日本の介護施設への外国人看護師・介護士受け入れの問題点と課題:フィリピン側の視点から」と、経済学部園部准教授の報告「フランスにおける介護・家事労働と移民女性の職業訓練:パリ市内・社会編入支援団体の事例から」がありました。
発表に引き続いての総合討論では、報告内容の確認や活発な意見交換があり、日仏両国における介護現場での外国人労働の活用に関する考え方や実践について知る貴重な機会の場となりました。