香川大学は、平成22年8月24日~26日の間、タイ王国チェンマイ大学に於いて、第3回チェンマイ大学及び香川大学との合同シンポジウムを開催しました。
香川大学からは、一井学長、田島副学長(学術担当)、田港副学長(国際・連携担当)他43名の教職員、学生が合同シンポジウムに参加しました。
シンポジウムでは、Dr.Daorong副学長の開催の挨拶、Dr. Pongsakチェンマイ大学長の歓迎スピーチに続き、一井香川大学長の挨拶が行われました。引き続き、チェンマイ大学と香川大学とのダブルデイグリー協定の調印が行われ、両大学間で今後のダブルデイグリー協定を基にした、学生交流を推進することについて確認を行いました。
調印式の後、3会場に分かれて、Agriculture and Biotechnology, Medicine, Science and Engineering及びHumanities and Social Sciencesの分科会が行われ、活発な議論・質疑応答が行われました。

シンポジウム2日目は、Field Tripに参加し、Japanese Elderly Habit, Chiang Mai Elderly Group Ampher Sarapeeを訪問し、日本での退職後、タイ・チェンマイ地域で生活を送る日本人の生活状況、タイの老人地域での人々の生活状況の話を聞き、 Healthy Aging Societyのセッションの事前準備としての見学を行いました。 Field Tripの後、歓迎晩餐会においては、タイ人学生の演舞・演奏、日本人学生の踊り等のパフォーマンスが行われ、盛大な歓迎会が行われました。

シンポジウム3日目は、Healthy Aging Societyのセッションにおいて、Field Tripでの状況を踏まえて、活発な議論・質疑応答が行われました。最後に、ラウンドテーブル・デイスカッションでは、第3回チェンマイ大学と香川大学との合同シンポジウムの各セッションの報告、シンポジウム全体の報告として総括が行われ、 成功裏に第3回シンポジウムが終了いたしました。

なお、次回は、2年後に香川大学に於いて、第4回チェンマイ大学及び香川大学との合同シンポジウムが開催される予定です。