香川大学博物館では、第28回企画展「カタツムリの世界-在野の研究者・多田昭氏の陸産貝類コレクションを中心に-」(会期:7月17日(木)~10月26日(日))を開催中です(7月10日付 プレスリリース)。その関連イベントとして、第103回ミュージアム・レクチャー「カタツムリを観察しよう」を8月30日(土)に香川県立森林公園ドングリランドで実施します。【すでに応募申し込みを締め切り、希望者多数により抽選で参加者決定済み】
 カタツムリ(陸産貝類)は、陸上で生活するようになった貝類の総称であり、日本に約800種がいるといわれています。カタツムリは移動距離が短いため、各地で種分化がおきており、多くの種が日本でもみられます。そのため種分化や生物多様性の成り立ちを考える上で優れた生物です。
 講師には、全国的に著名なアマチュアの陸産貝類研究家であり、第28回企画展での標本・資料展示にご協力いただいた香川県東かがわ市在住の多田昭氏(香川大学農学部卒)を迎え、研究者から直接学べるフィールドワークを実施します。実際に野外で採集と観察を行い、より深く理解することを目的とし計画しています。  
 今後も香川大学博物館では、企画展や特別展、ミュージアム・レクチャーなど様々な活動を通じて、地域社会への貢献を目指してまいります。

日    時 令和7年8月30日(土)10:00~12:00
場    所 香川県立森林公園ドングリランド(香川県高松市西植田町6082-2)
講    師 多田 昭氏(元香川県立津田高等学校教諭)
対    象 小・中学校とその保護者
定    員 親子15組(8/18までに事前申込・多数抽選)
※申し込みは締め切りました。

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◆ お問い合わせ先 
香川大学博物館(高松市幸町1−1)
Tel: 087-832-1300(火~金曜日 10:00~16:00)
e-mail: museum@kagawa-u.ac.jp