四国水族館(館長:松沢 慶将 所在地:香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4)は、2024312日(火)に交流支援ロボットを使った水族館の見学会を実施します。

2023press_236image.jpg昨年実施した見学会の様子(20233月実施)

NPO法人 未来ISSEYは、長期入院や治療が必要な子どもとその家族を支援する事業を行っており、遠隔操作のできる交流支援ロボットの貸し出しをしています。香川大学との包括連携協定の取り組みの一つとして実施する今回の見学会では、香川大学医学部附属病院、四国こどもとおとなの医療センター(所在地:善通寺市)、かがわ総合リハビリテーション病院(所在地:高松市)に入院中の子どもたちが病院からロボットを操作して館内の見たい所を見学します。未来ISSEYのスタッフと、未来ISSEYの学生ボランティア「グッドブラザー」として参加している学生たちが、水族館側でロボット移動のサポートやクイズ・ミニチャレンジを企画します。子どもたちには、まるで実際に訪れたかのように楽しんでいただきたいと思っています。

今回のような交流支援ロボットを使った水族館見学会は2023年3月に続き3回目の実施となり、今後も定期的に実施していく予定です。当館はこれからも水族館の新たな楽しみ方を提供できるよう、様々な取り組みを行って参ります。


コミュニケーションロボットを使った水族館見学会について
  1. 日時 : 2024年3月12日(火)11:00~17:00
  2. 場所 : 四国水族館
  3. 内容 : 交流支援ロボット「kubi(クビ―)」を使って、香川大学医学部附属病院、四国こどもとおとなの医療センター、かがわ総合リハビリテーション病院と当館をインターネットでつなぎ、入院中の子どもたちが自由に館内を見学します。kubi自身の移動はできない為、学生が移動のサポートや、クイズ・ミニチャレンジを企画します。
  4. 取材について : 15:30までは四国こどもとおとなの医療センター、かがわ総合リハビリテーション病院とつないでの見学会を実施しますが、取材撮影ができるのは、15:30から実施する香川大学医学部附属病院との見学会のみとなります。入院中の子どもたちへのインタビューはご遠慮ください。

NPO法人 未来ISSEYについて

未来ISSEYは慢性的な疾患をもち、長期入院や治療が必要な子どもとその家族を支援する団体です。
突然経験することになった病気、治療に対する不安や負担、生活や心理的なことなど困難を負う子どもとその家族を、過去に同様の経験をした人材、教育や医療系の学生ボランティア、有資格者などがそれぞれの立場からできるサポートを行っています。

■団体概要
名 称 :  NPO法人 未来ISSEY
設 立 : 2018年11月
事務局 : 〒763-0003 香川県丸亀市葭町17


国立大学法人香川大学との包括連携協定について

当館と香川大学は地域社会の発展に寄与する事を目的とし、2020年9月1日に包括連携協定を締結しました。香川大学の教育・研究分野における取組や実績に加え、当館が展開する様々な事業や多面的な機能を活かして、学校教育における創造的活動や観光振興による地域活性化を含め、教育、研究、地域・産業振興における幅広い連携が進展するものと期待されます。

包括連携協定に基づく活動実績

    2020年7月〜2021年2月 香川大学教育学部附属高松小学校創造活動授業 四国水族館PRプロジェクトへの協力
    2020年12月 遠隔ロボットを使い香川大学医学部附属病院と水族館をつないでの見学会実施
    2022年6月〜7月 香川大学教育学部附属高松小学校創造活動授業 飼育水槽立ち上げ授業への協力
    2023年3月 遠隔ロボットを使い香川大学医学部附属病院と水族館をつないでの見学会実施
    2023年12月 香川大学経済学部の学生が制作した讃岐提灯を館内に展示

<本件に関するお問合せ>

四国水族館 担当:片山、川田
TEL:0877-49-4590/4598 FAX:0877-49-4600  Email:koho@shikoku-aquarium.jp

香川大学医学部総務課広報法規・国際係
TEL:087-891-2008 FAX:087-891-2016 Email:kouhou-m@kagawa-u.ac.jp