日   程:令和5年5月22日(月)  13:00~14:30
開催地:マリンパレスさぬき2階 瀬戸AB
参加者:香川地域継続首長会議委員
            (香川県内の市町長、四国地方整備局、四国経済産業局、香川県、香川大学)、他
次 第:
1 会長挨拶  香川大学四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構 
                    危機管理先端教育研究センター長 長谷川 修一
2 挨 拶   香川県知事 池田 豊人 氏
3 講 演   演題:「地方自治体における業務継続計画策定ガイドラインの改訂について」
              香川大学四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構 
              地域強靭化研究センター 磯打 千雅子 特命准教授
4 議 事
(1) 報告1  香川地域継続検討協議会の活動内容について
(2) 報告2  水害に強いまちづくり検討会の活動状況について
(3) 報告3  市町BCP作成支援事業の進捗状況について
(4) 報告4  市町村職員対象防災・危機管理人材育成セミナーについて
(5) 報告5  四国防災・危機管理プログラムについて
(6) 報告6  さぬきっ子防災リーダー養成講座について
(7) 各首長様による意見交換
     意見交換テーマ:「各自治体におけるBCPのPDCAの現状と課題」
5 閉会挨拶  香川大学副学長 / 四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構長 吉田 秀典

概  要:
近年の記録的な大雨による大規模な水害、土砂災害の発生や、40年以内に90%程度の確立で発生するといわれている南海トラフ地震等、様々な災害に備える為に、香川県下17市町が連携して香川県の地域継続に取り組んで頂く必要があります。このことから、平成25年度に「香川地域継続首長会議」を設置しました。10年目となる今年度は新型コロナウイルス感染症が第5類に引き下げられたことを受け、パーテーションの設置を行わず、マスクは個人の判断に委ねるなど、コロナ禍前の様子を取り戻しつつ、対面で開催しました。
まず、当会議の会長である、香川大学 危機管理先端教育研究センター 長谷川センター長より挨拶、続いて、香川県 池田知事よりご挨拶頂きました。
次に、香川大学 地域強靭化研究センター 磯打特命准教授より、「地方自治体における業務継続計画策定ガイドラインの改訂について」について講演がありました。南海トラフ地震発生の可能性が高まる中、災害時に自治体職員自身が被災する可能性や、庁舎が被害を受ける可能性があることに触れ、確実に業務を継続して行うため、ガイドラインの改訂の必要性について、各市町の首長様に再認識していただく機会となりました。
今年度は、審議案件はなく、次に、議事の報告を行いました。地域強靭化研究センター 三好副センター長から、「香川地域継続検討協議会の活動内容」、「水害に強いまちづくり検討会の活動状況」及び「市町BCP作成支援事業の進捗状況」について、危機管理先端教育研究センター 野本副センター長から、「市町村職員対象防災・危機管理人材育成セミナー」及び「四国防災・危機管理プログラム」について、地域強靭化研究センター 磯打特命准教授から、「さぬきっ子防災リーダー養成講座」について報告・紹介がありました。
さらに、各首長から、「各自治体におけるBCPのPDCAの現状と課題」をテーマに、ご意見を頂きました。非常時における職員の対応能力の向上に努める等のご意見がありました。
最後に、香川大学 四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構 吉田機構長より、閉会の挨拶をさせて頂きました。
香川大学 四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構では、今後も引き続き話題提供に努め、防災対応の検討を支援させて頂きたいと考えております。本会議で地域継続力の向上を図ると共に、四国の緊急災害対策拠点としての機能を発揮することを目指し、香川県の強靭化に取組んで参ります。