12月16日、三木町池戸公民館で、香川大学が特別協力している東京藝術大学瀬戸内海分校プロジェクト「海は人を愛する」さと⇆うみ展のオープニングセレモニーが行われました。

東京藝術大学瀬戸内海分校プロジェクトは香川県・東京藝術大学連携事業のひとつで、令和4年度から新たに始まったものです。

東京藝術大学の学生や出身作家から出展アーティストを選抜し、瀬戸内海の海洋環境を想い「海は人を愛する」をメインテーマに、毎年サブテーマ(歴史、文化、環境など)を設定してリサーチを行い、ワークショップや専門家による講義などから学びを得ながら美術展の企画・開催をします。

人材育成を目的として香川県内の高校生が出展アーティストとともに瀬戸内海についてのリサーチ(調査・フィールドワーク)を行い、さまざまな視点から問題提起を行い、企画立案、や作品制作や展示などの展覧会開催に至るまでの一連の流れをアーティストやスタッフから実践をとおして学びます。

今年度は三木町池戸公民館を展示会場とし、里と海の関係をサブテーマとする「さと⇄うみ」展を開催し、海に面していない三木町で「里から海へ海から里へ」想いをめぐらせました。

今回の展示では香川大学で共同研究が進められている「窓」を使用したアート作品や香川大学で開催されたワークショップで作成された作品も展示しました。