附属高松小学校では、2月3日(木)、2月4日(金)に初等教育研究会を開催いたします。昨年度に引き続き、コロナ禍の中での開催になります。いずれの日も当初の予定を変更して実施いたします。2月3日(木)については、Zoom を活用し録画した授業動画を配信した後に、分科会を行います。また、2月4日( 金)については、参観者なしで開催し、当日授業の様子を録画し、後日配信の予定です。 コロナの感染拡大に伴い、教員の研修機会は大幅に減少しており、その機会の確保が何よ りも求められています。本校は、地域教育の 拠点校として、コロナ禍の中での研修の在り方を提案します。

今年度の初等教育研究会の主な特色は下記の通りです。

① 上記にあるようなコロナ禍の中での研修機会の確保

② 主権者教育への取り組みの発表 2月3日(木)、2月4日(金)令和4年4月より民法の改正で成人年齢が 18 歳に引き下げられます。これに伴い、学校教育においては、「主権者としての資質や能力」をどのように育んでいけばよいのかということが課題となっています。本校では本年度、文部科学省の委託研究を受け、主権者教育について研究を深めてきました。研究発表会では、小学校における主権者教育の在り方について社会科や創造活動の授業を通して提案いたします。

③ 中野武営を取り上げた社会科授業の実施 2月4日(金)13:20~14:05
現在、4年生が研究会に向けて、香川県独立の父とも言われる中野武営について学んでいます。中野武営は、香川県の独立に尽力した他、地元の基盤整備に加え、政治家として財界人として東京でも活躍しています。渋沢栄一の右腕、盟友として日本の基盤整備にも尽力しました。現在、顕彰会が銅像設立を進めたり、地元菓子店が武営のお菓子をつくったりする等、地元で武営の功績が再評価されつつあるところです。 今回、社会科において、郷土の先人について学ぶ授業の教材として、中野武営を取り上げます。おそらく、中野武営を取り上げた授業としては、県内で初めてになると思います。

1 日時 令和4年2月3日(木)14:35~16:30 令和4年2月4日(金) 8:30~16:35   
2 場所 香川大学教育学部附属高松小学校  
Zoom を活用した録画視聴と分科会  参観者なしでの発表(録画後配信予定)

 

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〇お問い合わせ先:
香川大学教育学部附属高松小学校
副校長 大嶋 和彦
TEL:087-861-7108
E- mail:oshima.kazuhiko@kagawa-u.ac.jp