香川大学博物館では、メタセコイア命名80周年・三木茂博士生誕120年記念事業の一環として、特別展「メタセコイア~生きている化石~」を令和4年1月6日(木)~ 2月12日(土)の会期で開催します。三木町出身で、香川大学農学部の前身校である香川県立木田農林学校の卒業生でもある三木茂博士が、ヒノキ科に属するセコイアやタクソディウム(ヌマスギ)とされてきた化石が新属であることを発見し「メタ(後の)セコイア」と命名してから、今年で80年になります。「生きている化石」の代表でもあるメタセコイアの植物形態学的な特徴を解説するとともに、三木茂博士の生い立ちからメタセコイア化石の発見、絶滅したと思われていたメタセコイアが世界中に普及するまでの経緯を貴重な標本と資料で紹介します。 

大阪市立自然史博物館所蔵の三木茂博士が採集・研究したメタセコイア化石やプレパラート標本(大阪市指定文化財)などのほか、国立科学博物館、雨滝自然科学館、香川県立五色台少年自然センター、三木茂博士資料館の標本資料を展示します。

会期初日の令和4年1月6日(木)には、9時30分からオープニングセレモニーを開催します。主催者挨拶、香川大学長による式辞に引き続き、テープカットを行います。

テープカット予定者(敬称略):工代 祐司(香川県教育委員会教育長)、森 正彦(三木町教育委員会教育長)、愛染 伊知朗(五色台少年自然センター所長)、高橋 由美子(「メタセコイア友の会・三木」代表)、筧 善行(香川大学長)、寺林 優(香川大学博物館長)。
オープニングセレモニー終了後には、香川大学博物館の篠原 渉副館長(香川大学教育学部准教授)による展示解説があります。なお、一般の方の入館は午前10時からになります。

※ 「メタセコイア命名80周年記念事業連携協議会」は、香川大学博物館、香川県教育委員会、三木町、メタセコイア友の会・三木から構成されています。香川の未来を担う子どもたちをはじめ、多くの県民の皆さんに三木茂博士の功績を知っていただき、後世に長く伝えることを目的としています。

香川大学博物館 特別展「メタセコイア~生きている化石~」
期 間  令和4年1月6日(木)~ 令和4年2月12日(土)
     休館:日・月曜日、祝日、大学入学共通テスト実施日(1/15・16)
     ※  2月11日(祝・金)は特別開館
時 間  午前10時 ~ 午後4時
会 場  香川大学博物館展示室(高松市幸町1−1)

オープニングセレモニー
日 時  令和4年1月6日(木)9時30分
会 場    香川大学博物館展示室前


【お問い合わせ先】  
香川大学博物館(高松市幸町1−1)
Tel: 087-832-1300(10:00〜16:00)
E-mail: museum@kagawa-u.ac.jp