香川大学法学会は、法や政治を幅広い視野で考えるために、毎年学外からゲスト・スピーカーを招いて講演会を開催してきました。 今回は日本原子力研究開発機構の核不拡散・核セキュリティ総合支援センターで計画管理・政策調査室長を務められている須田一則先生をお招きし、「核不拡散・核セキュリティを巡る国際情勢~原子力発電導入国の増加と核拡散の深刻化~」をテーマにご講演頂きます。本学の学生・院生・教員の他、学外からの参加も歓迎します。

演 題 : 核不拡散・核セキュリティを巡る国際情勢 ~原子力発電導入国の増加と核拡散の深刻化~
講 師 : 須田一則(すだ かずのり)
          (日本原子力研究開発機構 核不拡散・核セキュリティ総合支援センター 計画管理・政策調査室 室長)
日 時 : 令和3年(2021年)6月30日(水)13:00~14:30
            ※Zoom待機室より順次入室
参加費 : 無料  ※別紙の参加登録方法をご確認ください。

<講演者紹介>
須田 一則(すだ かずのり)
1992年4月、旧動力炉・核燃料開発事業団に入団。原子力用自律型運転制御システム、高速炉もんじゅの動特性解析、核拡散抵抗性に係る研究を担当。2012年4月より、核不拡散科学技術センター政策調査室長代理として、日米原子力協力協定、使用済燃料の直接処分、核不拡散と核セキュリティ(2S)の相乗効果等に係る研究、及び米国等の各国の動向調査・分析を統括。2014年7月より現職。現在、非核化の要因分析と技術的プロセスに関する研究を実施中。

その間2000年から2005年にかけて、外務省不拡散科学原子力課に派遣され、IAEA、OECD/NEAとの調整、在米国日本大使館専門調査員として、米国の核不拡散動向、日米原子力協力協定を担当。

近著に、『平和と安全保障を考える事典』(共同執筆者)(法律文化社、2016年)、「核セキュリティに関する国際動向と日本の貢献」(日本原子力学会誌アトモス、2014、2016)、「日米協力を促進する原子力協定; 7月に30年期限を迎え自動延長」(月刊エネルギーレビュー、2018)などがある。日本原子力学会核不拡散・保障措置・核セキュリティ連絡会、副連絡会長。


■問い合わせ先
香川大学法学部資料室 (TEL: 087-832-1744)
香川大学法学部 山本慎一研究室 (TEL: 087-832-1735)
E-mail: yamamoto.shinichi@kagawa-u.ac.jp

< オンライン法学会講演会( 6/30 ) 参加登録方法>
講演会への参加希望者は、下記の UR L( 香川大学 Moodle)にアクセスし、記載された説明に従って Zoom の事前登録をお済ませください。報道関係者や一般の方は 、「 ゲストとしてログインする」を選択してログインしてください。
Zoom の事前登録者に対し、ご自身が登録したメールアドレスに講演会用のミーティングルームの URL が届きますので 、ク リックして入室してください。なお、講演会の模様は Zoom で録画をさせていただきますので、予めご了承ください。
講演会の資料も下記 URL のサイト上で提供いたします。
https://kadai-moodle. kagawa-u.ac. jp/course/view.php?id=4781