9月から11月にかけて、各学部の教授会を活用して令和元年度研究倫理研修会を開催しました。研修会は、教職員一人ひとりが高い倫理観を保持し、誠実かつ公正に研究活動を展開していくために、定期的に実施しているものです。
 今回の研修会では、片岡理事・副学長(研究・産官学連携・教員評価担当)が、「公正な研究活動の推進」と題して、事例を交えながら、研究上の不正行為、研究活動に関わる留意事項等について説明しました。また、川尻財務部長等が「公的研究費の不正使用防止について」と題して、不正使用事案の最近の事例、本学における公的研究費の不正使用防止に関する取組み等について説明しました。
 全9回の説明会で、約550名の教職員が参加し、研修会終了後には、出席者から研究倫理に関する質問が寄せられるなど、大変意義あるものとなりました。 
 引き続き、研究上の不正行為を事前に防止し、公正な研究活動を推進していくため、研究倫理教育の徹底、啓発に努めていきます。