12月16日、香川大学情報メディアセンターにて、情報インフラエンジニアを目指す学生を対象としたストレージワークショップが開催されました。本ワークショップは、情報ストレージシステムの業界団体である一般社団法人ストレージネットワーキング・インダストリ・アソシエーション(SNIA)日本支部技術委員会とSNIA日本支部に所属する企業様の協力のもと実施されました。
はじめに、日立ヴァンタラ株式会社様より、最新のストレージ技術に関する講義が行われました。ストレージの基礎的な知識から、その重要性、さらには品質を担保するための取り組みについて分かりやすくご説明いただきました。続いて、キオクシア株式会社様より、ストレージ分野におけるSSDに関して、基本的知識と最新の技術動向についてご講義いただきました。また、各種SSDの実機サンプル展示もありました。大規模ストレージシステムにおいてHDDからSSDへの移行が進んでいる現状や、SSDの今後の展望について学び、急速な技術進歩と小型デバイスの大容量化に驚かされました。
次に、日立ヴァンタラ様の製品を用いた実機演習が行われました。各自のパソコンから大規模ストレージシステムにアクセスし、実際に冗長構成を確認するためにメディアを2枚取り外す体験も行いました。取り外し後もシステムが正常に動作する様子を確認し、会場からは歓声が上がりました。続いて,本ワークショップ最大の目玉イベントである「ストレージ解体ショー」が行われました。目の前でストレージシステムの部品を一つずつ取り外しながら解説いただき,普段絶対に目にすることのない内部構造について詳しい説明を受けました。部品を外すたびに質問が飛び交い、学生たちは目を輝かせていました。安定稼働を支える工夫が随所に見られ、休憩時間にも多くの学生が熱心に見学していました。さらに,日立ヴァンタラ様の神奈川事業所における工場見学をリモートで実施しました。製造現場における高品質・高信頼を実現するための工夫を知ることができ、「お客様にお使い終わっていただくまでをものづくりと考えている」という言葉が強く印象に残りました。最後には、現役社員の方々と学生との座談会が行われ、普段なかなか聞くことのできない貴重なお話を伺うことができました。
本ワークショップを通じて、情報インフラへの理解を深めるとともに、自身の将来のキャリアについて考える非常に有意義な時間となりました。最後になりましたが、本ワークショップを開催するにあたり、ご協力いただいたSNIA日本支部様をはじめ、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
