2月15日(木)、本部管理棟学長応接室において、平成28年度ネクストプログラムの「グローバル人材育成プログラム(中国語コース)」により上海大学へ約11ヶ月派遣され、今年1月に無事留学から帰国した、経済学部3年生吉田有希さんの帰国報告会を開催しました。

 この報告会には、派遣学生の吉田さん始め、筧学長、山下理事・副学長(教育担当)、水野国際教育部長(グローバル人材育成プログラム実施部会長)、高橋グローバル人材育成プログラム実施部会副リーダー、プログラム担当の緒方 准教授、胡特命講師、担当事務職員が参加し、昼食を取りながら和やかに懇談しました。

 吉田さんから、今回の体験談と今後の抱負について、「高校時代から留学に興味があり、香川大学にネクストプログラムという留学制度があることを知り、本学を受験しました。留学した上海大学は広大なキャンパスで、式典などに正装ではなく自由な服装で出席するなど、文化の違いを感じました。また、授業では、日本のようにプリントが配布されたり、試験の練習問題が準備されたりという事はなく、留学当初は、ひたすら教員が話す内容を書き留めたり、板書を書き写すことしかできませんでした。そのうち、徐々に聞く力や理解力も鍛えられ、周囲の人達に質問をしているうちに、中国人の友達も増えました。約1年間、上海大学で経済学を学び生活したことで上海の町が好きになりました。帰国後は、再度、中国の大学院への入学を目指し、中国語検定のレベルアップのため頑張っています。将来は中国に関係する仕事をしたいです。」との報告がありました。

 筧学長から、吉田さんに今後の活躍の期待を込めて、「色々と興味深い話を聞かせてもらった。留学での経験を、自分だけのものとはせず、ぜひ、現在留学している後輩たちにも伝えて欲しい。また、将来の夢や挑戦する気持ちを、様々な機会を通じて発信して欲しい。」との言葉が述べられました。