東南アジアにあるブルネイ・ダルサラーム国(ブルネイ)において、同国教育省主催で開催されたHigher Education Expo2017(高等教育エキスポ2017)に出展、来場者から大きな注目を集めました。

このイベントは2月11日(土)、12日(日)の2日間にわたり開催されたもので、昨年度は国内の大学その他教育機関のみを対象に開催されましたが、本年度から出展対象が国外の教育機関にも広がりました。海外からは、日本の2大学(本学及び大阪大学)を含む9大学が出展、国内からも高等教育機関等多数の出展がありました。

同国の王子による開会の挨拶で始まったイベントは、通路を人が埋め尽くすほどの大盛況となり、本学ブースへも間断なく学生等が来訪。用意していた資料や本学グッズがあっという間に底をつく状態となり、2日間で100名以上の来訪者に対応しました。

問い合わせ内容としては、本学に設置されている学問分野や入学資格、入試内容、授業料、奨学金など多岐にわたっていました。当日は本学から高水インターナショナルオフィス講師と長竹国際グループリーダーが参加し対応していましたが、本学教職員以外にも、かつて本学への留学を経験した現地学生も来訪者に対応、本学での学生生活について、生の声を伝えていました。

さらに期間中、現地放送局(RTB)が取材に訪れ、高水講師がインタビューを受け、その日に放送された本イベントに関するニュースの中でその映像が放映※1されました。放送局が数あるブースの中から本学をインタビュー対象に選んだ理由について、在ブルネイ日本大使館の職員は、ブルネイではかねてから希少糖プロジェクト等の効果で香川大学の名前が非常に有名であり、そのためにインタビュー対象として選ばれた可能性があると話していました。

本学ではブルネイ・ダルサラーム大学を国際交流における拠点校の一つと位置づけ、活発な交流を続けているところですが、今回の出展を機に、広くブルネイ全体に本学への認知度向上を図り、本学の国際展開が一層活性化されることが期待されます。

※1 RTB(ブルネイのTV放送局) Higher Education Expo 2017外部リンクアイコン