希少糖研究センターは、農学部キャンパス内の生産ステーションにおいて、6月30日(火)に見学会を開催し、一般の方や本学の学生13名が参加しました。

この見学会は、最近、県内のスーパーやコンビニでも目にすることが多くなった希少糖含有商品が誕生する元となった本学の研究施設を、一般の方々にも見学いただくことで、希少糖に対する理解を深めるとともに、希少糖を身近に感じていただくこと等を目的としており、昨年に続き、今回で2回目の開催です。

当日は、まず、講義室で希少糖研究センターの森本准教授が希少糖の構造や機能の説明を行いました。その後、参加者は生産ステーションに移動し、吉原助教から希少糖生産方法についての説明を受けながら、実際の生産ラインを見学しました。また、希少糖D-プシコースと他の糖(果糖、砂糖)との味の違いを確認する「利き糖」も行われ、参加者からは、「他の糖と比べて、すっきりした甘みを感じた。」「希少糖の生産は難しいイメージだったが、見学することで生産工程がよく分かった。」等の感想が聞かれました。

希少糖研究センターは、見学会や講演会の実施等、希少糖の知識普及のための活動を今後も継続的に行っていく予定です。