2022年9月21日(水)、四国5国立大学法人(徳島大学、鳴門教育大学、愛媛大学、高知大学、香川大学)協働による「UNEP地球環境情報展」オープニングセレモニーを、愛媛大学を主会場として、各大学間をオンラインで接続して開催しました。
オープニングセレモニーでは、愛媛大学 仁科弘重学長の開催挨拶を皮切りに、各大学長等からの挨拶、国連環境計画 日本協会(一般社団法人日本UNEP協会)鈴木基之代表理事の記念講演「自然に基づく解決策」、愛媛大学 榊原正幸教授による本情報展の内容紹介などがありました。
本情報展では、2022年9月21日から2023年3月17日までの期間、UNEPが所有する世界各地の貴重な環境情報のパネル(テーマ「海ごみ」「プラスチック汚染」「貧困と環境破壊」「気候変動により激甚化する自然災害」「まちづくり」「教育格差」等)が四国の5国立大学法人で巡回展示されます。本情報展開催により、これからを生きる若者に世界の環境・社会・経済の問題を自分の出来事として捉え、誰一人取り残されないように、これから先、どのような行動をすべきかを探り、発信するきっかけを提供し、四国5国立大学内においてSDGsを浸透させ、SDGs機運を高める効果をもたらすことが期待できます。
また、翌日の9月22日(木)には、本学における情報展視察のため、日本UNEP協会 鈴木代表理事と同協会 内山喜久子広報部長が本学を来訪されました。まず、片岡郁雄理事(研究・産官学連携・教員評価担当)から、本学のSDGsアクションプラン等についての説明、続いて、原直行副学長(国際戦略・グローバル環境整備担当)から、本学の国際交流実績等についての説明、そして、ロン リム インターナショナルオフィス教授から、SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」に関する本学の取組として、環境清掃や海洋ごみ調査に係る教育・研究についての説明の後、今後の展開や課題等について意見交換を行いました。
最後に、鈴木代表理事から、本情報展のような四国5大学の連携に基づく活動を通して、四国エリアにおける持続可能な社会づくりの実現に繋がることを期待している旨が述べられました。