2023年1月18日(水)に香川大学幸町キャンパス、グローバル・カフェ(オンラインで同時配信)にて、派遣留学生による帰国報告会を開催しました。
   本報告会には、日本学生支援機構 文部科学省官民協働海外留学創出プロジェクト グローバル人材育成企画課 石井智絵子課長をはじめ、トビタテ!留学JAPAN地域人材コース支援企業・団体、地方自治体、県内高等教育機関及び本学教職員・学生等、対面及びオンライン合わせて30名の参加がありました。
   今回、報告を行った学生2名は、一昨年からのコロナ禍により、海外への渡航を1年以上延期せざるを得なかったにも関わらず、海外に飛び立ちたいという強い意志を持ち続け、今年度ようやくその「夢」を実現しました。
   留学先は英国が1名、ブルネイ・ダルサラーム国が1名であり、留学テーマは観光、社会学、宗教といった自らの興味ある内容でした。それぞれが独自の留学計画に基づいて実践的な活動を行い、そこで得た学びや気づき、留学先での生活、今後の展望等を率直に語りました。「英国では、会話の中での雑談による人付き合いの近さに驚いた。そして、その雑談から情報を得ることにおもしろさを感じていると思った。」「イスラム教国に留学し、ムスリムの友人と話をする中で、異なる文化圏に優劣はないと思うようになった。そもそもの価値観が異なっていることを認識し、尊重することが大事だと考えるようになった。」などの発表が印象的でした。
   報告会参加者からは多くの質問があり、的確に回答する学生たちからは、留学で得た自信と学びを活かし、香川地域・社会に貢献していこうという意気込みを感じることができ、派遣留学生の今後益々の活躍が期待できるものとなりました。