「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」は産官学連携で留学機運を醸成し、留学経験を通した人材育成を支援する事業で、香川大学国際グループが香川県の地域人材コース「香川地域活性化グローカル人材育成プログラム」事務局を務めています。
 2021年1月18日(月)に香川大学幸町キャンパス、グローバル・カフェ(オンラインで同時配信)にて本プログラムの派遣留学生帰国報告会を開催しました。
 第4回となる今回の報告会には、日本学生支援機構 文部科学省官民協働海外留学創出プロジェクト グローバル人材育成部の大金伸光部長、会場校代表である筧善行学長をはじめ、支援企業・団体や事務局関係者、学生(5大学、1高等専門学校)など、オンサイト・オンライン合わせて約75名の参加があり、産官学と学生が一体となって香川県を盛り上げるイベントとなりました。
 今回、報告を行った学生は4名で、留学先はアメリカ合衆国が2名、オーストラリア1名、ケニア共和国1名、留学テーマは教育・建築・水産・農業と多岐にわたっています。それぞれが独自の留学計画に基づいて実践的な活動を行い、そこで得た学びや気づき、留学先の国の現状、留学中のモチベーションの変化、今後の活動予定などを率直に語りました。「ロサンゼルスでコロナ感染が広がって瞬く間にスーパーの棚から物資が消えたのがショッキングだった」「PBLによる授業のやり方を学ぶ中で、目指すキャリアの方向性が大きく変わった」「異文化を、理解することはできても、受け入れることの難しさとそれを克服する術を知った」「多様な人々の集まる環境では、まず自分の意見を表明することの重要性を強く感じた」などの発表が印象的でした。フロアからもオンラインでも多くの質問があり、的確に回答する学生たちからは、留学で得た学びを活かし、香川の未来に貢献する若きグローカル・リーダーとして活躍するという使命感を持っていると、感じることができました。
 本報告会は、インターナショナルオフィスのイベント「第2回グローバル・インスピレーション・イニシアティブ」も兼ねて実施されました。日本貿易振興機構(JETRO)地域統括センター長(四国)・香川貿易情報センター所長 岡田春彦様には、報告会の講評と合わせて、グローバル展開に関わる経験に基づいた講演をしていただき、「日本を出てみよう。日本人であることを誇りに思おう。」と海外経験豊富な方ならではのメッセージと、求められるグローバル人材像について語っていただきました。
 なお、2015年度に開始したトビタテ!留学JAPAN地域人材コースは、2021年度をもって現行の制度設計での実施が終了し、それぞれの地域での自立化が求められています。そのための総括の経過報告として、本プログラム運営委員会委員長の徳田雅明副学長からは、5期にわたって派遣した22名の取り組み全体についての振り返りがあり、地域コーディネーターの植村友香子特命講師から派遣留学生OBに行ったアンケートの報告がありました。参加した全員が、本プログラムを継続して実施することの意義深さについて実感した報告会となりました。

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