2020年12月9日(水)16:20~18:00に、インターナショナルオフィス主催の「第1回グローバル・インスピレーション・イニシアティブ」を、幸町キャンパスのグローバル・カフェにおいて開催しました。本イベントは、インターナショナルオフィスの今年度からの新たな企画であり、日本人学生の海外派遣を促進するため、留学を希望する学生に留学プログラム等必要な情報を提供するほか、留学を経験した学生からの報告、さらにグローバル展開をしている企業や、国際機関・自治体・国際交流団体等からのゲストスピーカーによる激励や助言をもらう機会を提供するものです。当日は、会場での検温・換気・消毒等、新型コロナウイルス感染防止策を徹底して開催し、対面とオンラインとの同時配信により、本学の学生・教職員等約50名の参加がありました。
徳田副学長からの開会挨拶の後、第1部では、「今後の留学プログラムの展望」として、インターナショナルオフィスの植村友香子特命講師より、本学の留学プログラムの紹介が、香川大学生活協同組合 専務理事 大木 積 様及び大学生協中国・四国事業連合 学びと成長事業グループ 田中 仁 様より、生協の各種留学プログラムの紹介がありました。また、「留学体験談」として、本学の留学プログラムで留学を経験した学生4名(うち1名はオンライン留学経験者)より、それぞれの留学の概要とともに、留学中に大変だったこと、経験から得られた学び、今後の人生にかける想い等について発表がありました。皆さん10分の持ち時間を上手に使い、スライドも分かり易く、話の組み立ても良く、論旨も明確な発表で、プレゼンテーション能力が留学により向上したことを窺わせるものでした。
第2部では、「グローバル展開をしている企業の講演」として、リコージャパン株式会社 販売事業本部 香川支社 支社長 平井直樹 様及び同社 MA事業セクターRGSJグループ 渡辺 毅 様より、「リコーのグローバルビジネスと社会で求められる人財とは」のテーマで、国内と海外ビジネスの違いやニューノーマル時代に求められる人財とは等についてご講演いただきました。平井様は“ひとりひとりが(全員が)HEROになろう!!”という熱いメッセージで締めくくられました。学生にとって非常に分かりやすく、興味深い内容であり、今後在学中に学ぶべきこと・身に付けるべきことへの気付きを得られるものでした。
今回参加した学生にとって、第1回グローバル・インスピレーション・イニシアティブが留学に向けての「はじめの一歩」となることを期待するとともに、本イベントが、大学内のみならず、本学が目指す地域における国際化推進の場として発展していくことを期待します。
※第2回グローバル・インスピレーション・イニシアティブは、2021年1月18日(月)に~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム~「香川地域活性化グローカル人材育成プログラム」派遣留学生帰国報告会と同時開催を予定しています。