12月4日(月)、かがわ国際会議場(高松シンボルタワー タワー棟6階)(YouTubeによるオンライン同時配信)にて、「2023年度 香川大学危機管理シンポジウム 多様な社会のインクルーシブ防災 ~我がまちのレジリエント化に向けた道標~」を開催しました。今年はコロナ禍明け、4年ぶりに人数制限のない状況下での開催となり、県内外から189名(会場69名、オンライン120名)の参加がありました。

本シンポジウムは、上田学長の主催者挨拶から始まり、国土交通省四国地方整備局統括防災官 森本 英二氏、 香川県危機管理総局長 田中 一裕氏及び高松市総務局次長 村上 太郎氏に来賓挨拶をいただきました。続いて、長谷川副機構長が機構の活動状況について報告した後、学校法人先端教育機構  事業構想大学院大学長 田中 里沙氏による「コミュニケーションと共創で進める持続可能な地域づくり」と題した基調講演を行いました。田中氏からは、地域の多様な人材が、その地域に眠るリソースを使って、仲間と共に新たな価値を創り出している具体的な取組み事例をご紹介いただきました。その中で、持続可能な地域づくりには、関係者間のコミュニケーション、とりわけ相手の視点に立った分かり易い情報発信と、その活動によって相手にもたらされる新たな価値を実感(イメージ)して貰うことの重要性等についてご提言いただきました。次に、磯打千雅子 特命准教授がコーディネーターとして、「誰にもやさしい防災がつくる明るい未来」をテーマとしたパネルディスカッションを行いました。パネリストからは「やさしさ」と「明るい未来」をキーワードに、日頃地域の人たちと共に活動する中で得られた示唆に富んだ情報や提言を発信していただきました。最後に、吉田機構長の閉会挨拶で締めくくりました。

少子高齢化が急速に進んでいる四国地方では、その地域の多様な人材を誰一人として取り残すことなく最大限活用しながら、その地域の特性にあったまちづくりや人づくりを行うことで、レジリエント化を推進していくことが重要であり、本シンポジウムでは、このように様々な視点から地域防災に関する最新の知見や未来志向について提言し、参加いただいた地域の方々の防災リテラシーと防災意識の高揚に貢献することができる意義のある内容となりました。