日    程:令和6年5月10日(金)12:50~14:20
開催地:マリンパレスさぬき2階 瀬戸AB
参加者:香川地域継続首長会議委員
           (香川県内の市町長、四国地方整備局、四国経済産業局、香川県、香川大学)、他
次 第:
1 会長挨拶  香川大学四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構
                    危機管理先端教育研究センター長 長谷川 修一
2 挨  拶  香川大学 学長 上田 夏生
              香川県知事 池田 豊人 氏
3 講  演  演題:「能登半島地震の教訓を次の震災に活かすには」
              香川大学四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構
              地域強靭化研究センター 特任教授 金田 義行
4 議  事
(1) 審 議 香川地域継続首長会議規約の改訂について(委員の変更)
(2) 報告1 香川地域継続検討協議会の活動内容について
(3) 報告2 四国防災・危機管理プログラムについて
(4) 報告3 四国市町村職員向け防災・危機管理人材育成セミナーについて
(5) 報告4 県内防災士の現状と活動状況について
(6) 各首長様による意見交換
     テーマ:「各自治体における、被災時の円滑な罹災証明書発行についての課題と、AI等を活用した
                    迅速化への期待と提案について」
5 閉会挨拶  香川大学副学長/四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構長 吉田 秀典

概  要:
近年の記録的な大雨による大規模な水害、土砂災害の発生や、40年以内に90%程度の確立で発生するといわれている南海トラフ地震等、様々な災害に備える為に、香川県下17市町が連携して香川県の地域継続に取り組んで頂く必要があります。このことから、平成25年度に「香川地域継続首長会議」を設置し、毎年開催しています。
開会にあたり、当会議の会長である、香川大学 危機管理先端教育研究センター 長谷川センター長より挨拶、続いて、香川大学上田学長、香川県池田知事よりご挨拶を頂きました。
次に、香川大学 地域強靭化研究センター金田特任教授より、「能登半島地震の教訓を次の震災に活かすには」について講演がありました。南海トラフ地震発生の可能性が高まる中、1月1日に発生した能登半島地震の教訓を活かすため、能登半島地震とはどのような地震であったのか、南海トラフ地震発生時には、香川県内はどのような被害を受けるのか、また、その被害を少しでも減らすためにどのような取り組みが求められるかについてお話がありました。各市町の首長様に事前の備えの重要性等を再認識していただく機会となりました。
その後、人事異動に伴う委員の改正に関する審議を行い、次に、地域強靭化研究センター 三好副センター長から、「香川地域継続検討協議会の活動内容」および「県内防災士の現状と活動状況」について、危機管理先端教育研究センター 野本副センター長から、「四国防災・危機管理プログラム」および「四国市町村職員向け防災・危機管理人材育成セミナー」について報告がありました。
さらに、各首長から、「各自治体における、被災時の円滑な罹災証明書発行についての課題と、 AI等を活用した迅速化への期待と提案について」をテーマに、ご意見を頂きました。罹災証明書の交付の迅速化に繋げるためにも、AI等の新技術の更なる研究、活用を期待したい等の意見がありました。最後に、香川大学 四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構 吉田機構長より、閉会の挨拶をさせて頂きました。
香川大学 四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構では、今後も引き続き話題提供に努め、防災対応の検討を支援させて頂きたいと考えております。本会議で地域継続力の向上を図ると共に、四国の緊急災害対策拠点としての機能を発揮することを目指し、香川県の強靭化に取組んで参ります。