香川大学とJR四国は、「STEAM Learning※」の視点による“地域の魅力の再発見”と“地域に貢献する人材育成”を目的に共同研究を締結しており、その事業として、『極め付け四国鉄旅~さぬきの文化探訪~』を実施しました。

本事業は地域の賑わい創出、魅力発見、文化振興を、大学ならではの教育・人材育成、特に「STEAM Learning」の視点から取組んでおり、また、産官学協働、さらには大学内における、教職学協働の取組みであることが特徴です。

香川大学の教員・学生ガイドによる“貸切列車内での特別講義”と“現地でのまちあるき”を組合わせた「学びのツアー」により、今回は、琴平町、多度津町の歴史文化について探求しました。ツアー参加者からは“大満足である”、“次回があれば必ず参加したい”などのお声をいただき、大盛況で終えることができました。

詳細内容は下記のとおりです。

当日の様子は、こちらの動画よりご覧いただけます

【事業内容】

◆実施日:2022年12月11日(日)
◆探訪地域:琴平町、多度津町
◆ガイド:
○香川大学経済学部 西成 典久 教授(専門:都市計画・地域振興・まちづくり実践)
○香川大学創造工学部 宮本 慎宏 准教授(専門:文化財保存・建築構造)
※宮本先生は諸事情により、当日は参加できなかったため、研究室の学生が代役を務めました。

◆特徴:
○目的地までの列車内で、香川大学教員の講義により、地域の歴史や文化について学ぶ。
○学んだことをもとに、現地を探訪し、地域の歴史や文化を体験。
○香川大学の学生(学生プロジェクト「またたび」、宮本研究室)もスタッフとして参加。
○学生(学生プロジェクト「またたび」)が『香川大学生活協同組合』と共同開発したお弁当や「菓子工房ルーヴ」と共同開発した菓子の提供。
○琴平駅、多度津駅では地元の皆様によるお出迎え・お見送り。

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※STEAM Learning
Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術・リベラル・アーツ)、
Mathematics(数学)を組合わせた学習概念。