丸亀のまちなか活性化を目標に活動する学生チーム『maru cafe』が、冬のまるがめみちあかりプロジェクト「駅前イルミ」(主催:丸亀市)に合わせ、12月20日~21日、1月10日~12日の計5日間、学生らは手作りの月菜汁の販売を行いました。

「月菜汁」は、旧丸亀市の市制施行百周年記念に合わせ、歌手のさだまさしさんが作った市の情景をテーマにしたイメージソング「城のある町」の歌詞に出てくる架空の料理。さださんの想いに応えるべく数々の団体が工夫を重ね、平成11年11月11日にオリジナルの新しい郷土料理として「月菜汁」を誕生させました。この「月菜汁」にmaru cafeチームは注目し、「月菜汁」を作っている団体の一つである「まるがめ元気会」に連絡をとり、このたび重元果物店にて「月菜汁」を販売することとなりました。

maru cafeチームは、昨夏に開催した丸亀プロジェクト第1弾「まるがめみちあかりプロジェクト」で、作家の北川拓未さんが展示した竹細工の明かりのもと、商店街のなかにあるお菓子とお茶を組み合わせ、商店街のいいものを紹介するカフェを開きました。夏のイベントで得た経験を生かし、学生達は冬のみちあかりに合わせた今回のプロジェクトに取り組みました。maru cafeチームは、現在、大学1年生6名で活動中です。

今後は、瀬戸内国際芸術祭2016への参加を1つの目標として、maru cafeの発展的な展開をメンバー内で模索中です。丸亀の魅力を感じられる、丸亀でしかできないことを、皆で考えています。