香川大学は、2月10日、17日に全8回の構成で入門編として地域のDXを目指してDX推進の実践ができる人材を育成することを目的としたリカレント専門講座を開講しました。
この専門講座は、香川大学の地域貢献の拠点の一つである「地域人材共創センター」がこれからの共生社会に貢献しうる地域人材育成を果たすべく、地域との共創による取り組みとして企画・提供する社会人向けのリカレントプログラムです。
香川大学と連携協定を締結しているリコージャパン㈱、日本マイクロソフト㈱との連携を通して、大学の研究活動による専門知識とリコージャパン㈱が地域に密着した事業展開で培った課題解決力をもとに香川大学情報メディアセンターが中心となりコーディネートしました。
大学が実践してきたノウハウ、実際の成果などを踏まえて、それぞれで変革の最前線で活躍する担当者や有識者を講師陣として、Microsoft365を用いた業務システム開発のハンズオンをオンライン併用で行ったものであり、講座の受講料は2万4千円と高めですが、東京都、島根県や県内遠隔地の様々な業態から参加がありました。
同講座は、第1回から第4回は香川県政策部デジタル戦略総室デジタル戦略課長の藤澤 朝美氏の講義、香川大学情報メディアセンターの八重樫 理人センター長の講義、DX推進部門の小寺係長による業務システム開発ハンズオン、第5回から第8回は同センターの山田 哲特命教授、浅木森 浩樹特命准教授の講義、DX推進部門の武田係長の講義、小寺係長による業務システムハンズオンがあり、ハンズオンではそれぞれ最後に完成したシステムフローを実行し全員が動作確認を行いました。
オンラインを併用して個別サポートしながらのハンズオン研修でしたが受講生からは講義の内容の質が高くて良かった、DXラボの学生によるハンズオンサポートが良かったとの嬉しい声が寄せられました。