4月23日、香川大学医学部において、香川大学医学部薬理学(人見助教、西山教授)と京都大学iPS細胞研究所の共同研究により、ヒトiPS細胞からエリスロポエチン産生細胞を世界で初めて作り出すことに成功したことを発表しました。このことは、4月26日の日本内分泌学会学術総会において発表されます。

研究成果の要旨は、以下のとおりです。
エリスロポエチン産生細胞から作り出されたエリスロポエチンが市販の遺伝子組み換えエリスロポエチンと同等以上に貧血を改善することが証明され、本技術によって医療コストが軽減する、あるいは市販のエリスロポエチンが効かない透析患者の特効薬となるなどの朗報になる可能性があります。
今後、引き続き共同研究を続け、臨床応用を目指していきます。