平成20年度科学技術振興調整費「地域再生人材創出拠点の形成」プログラムに、本学から提案していました「21世紀源内ものづくり塾」が採択を受けました。

平賀源内を輩出した香川には、光学検査装置や米ぬかエキス等の独自技術によるオンリーワン企業が少なくありません。しかしながら、グローバル化の進展により競争環境は一段と厳しくなっています。地域に根ざした中堅・中企業がこれからのグローバル競争を乗り越えて行くためには、薬工、医工、画像処理・微細加工技術など異分野の技術を融合し、製品開発を進めることが生き残りのポイントです。本事業では、座学による先端技術の基盤知識習得や最先端技術の実践などのプログラムにより、先端分野の技術融合を通じ、製品企画や開発ができる素地を持ち、MOT(技術経営)やマーケティングなど経営的立場の発想もできる企業のリーダー的技術者を体系立てて育成します。また、学生も対象として、地域で活躍できる意欲的な人材を見出し、香川に根付くよう積極的に働きかけ、地域活性化の原動力にします。

本事業は、本学微細構造デバイス統合研究センターが中心となって、徳島文理大学や香川県などとも連携しながら、21世紀型のものづくりの担い手の育成、先端的研究開発等を生かした産業の振興を図ります。実施期間は平成20年度から平成24年度までの5年間の大型事業となります。

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