まず、中国・四川大地震により、陝西省にも大きな被害があったことから、白木センター長からのお見舞いの言葉があり、これに続いて、以下の内容で、各担当教員からの説明がありました。「応急管理考察団」のメンバーは、危機管理の取組に対して、非常に関心が高く、専門用語の翻訳に苦慮しながらも、 熱心にメモを取ったり資料を写真に撮るなどして、予定時間を上回る多くの質問を寄せていました。
後日、引率者である香川県の担当者に聞いた話では、「中国では、四川省大地震の影響で、出国自体が厳しく制限され ており、今回、特別な許可を得て来県した研修団だけに、皆熱心で、使命感をもって研修に取り組んでいる。危機管理研究センターへの訪問は、非常に参考にな り、喜んでいた。」とのことでした。本学は、今回の成果が、母国での危機管理対策に役立つことを期待し、地震災害の一日も早い復興を応援しています。
(説明概要)
1.危機管理研究センターの概要説明(白木センター長)
2.医療サービスに関する危機管理について(医学部 平尾准教授)
3.災害時医療訓練の紹介(医学部附属病院 山下助教)
4.防災マップ作成のための住宅およびブロック塀の外観耐震性評価(工学部 松島教授)
5.住民参加の防災マップ作り(工学部 野々村助教)
6.避難シミュレーションシステムの紹介(工学部 井面准教授)

 

 

説明の様子1

説明の様子2

説明の様子3

説明の様子4