この度農学部楠谷彰人教授が2008年「中国国家友誼賞」を受賞しました。

「中国国家友誼賞」は、中国政府が社会開発、経済、科学技術、教育、文化の発展に貢献した外国人専門家に授与する最高の賞で、今年は世界16カ国から50人が受賞し、その内日本人は8人でした。
授与式は平成20年9月27日(土)に人民大会堂で行われ、張徳江副首相より表彰盾と副賞のメダルが手渡されました。

楠谷教授は10年余に渡り、現在は天津農学院で研究を行っている元本学留学生の崔教授とともに中国産米の食味に関する共同研究を継続しており、日本の水稲食味の理念と技術を中国に導入し中国食味品種改良を推進しています。また、中国に於ける水稲食味に関する人材育成にも貢献し、これらの人材は中国において水稲食味米研究開発で活躍しています。

このような業績が認められ、本年8月には天津市の「海河友誼賞」を受賞し、さらに、天津政府からの推薦により、今回の受賞に至りました。

 

写真上:記者会見を行う楠谷教授

写真下:左から、前田副学長、一井学長、楠谷教授

 

記者会見を行う楠谷教授

 

前田副学長、一井学長、楠谷教授