香川大学は、「知の総合拠点」の形成を目標として瀬戸内圏研究を本学の重点的施策と位置付け、平成20年度 より学長戦略調整費によるプロジェクト研究経費において「瀬戸内圏研究プロジェクト」を指定し、重点的にプロジェクトの推進支援を行っています。

そうした中で瀬戸内圏研究センターは、地域の活性化を図り、地域の財産である瀬戸内圏が育んできたその風 土や豊かな環境を保全・継承させることを目的に、3つのテーマ「瀬戸内圏の干潟・浅海」「瀬戸内圏の文化・観光」「瀬戸内圏における生涯健康カルテ (EHR)ネットワーク」を掲げ、その成果を地域社会に還元させるために、本プロジェクトを活発に推進・支援しています。
今回、これら3つのテーマの2年間の成果を、広く一般の方々に紹介する場として、「香川大学瀬戸内圏研究 シンポジウム」を開催致します。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
 
【日時・会場】
平成22年3月19日(金) 13:00~17:00
かがわ国際会議場 (高松市サンポート・高松シンボルタワー6階)
 
【プログラム】
(1)開催挨拶及び瀬戸内圏研究センター活動報告
(2)第1部 研究報告
 「干潟を含めた浅海域の生態系研究」
 多 田 邦 尚 (香川大学瀬戸内圏研究センター 副センター長)
 「瀬戸内圏の地域文化の発見と観光資源の創造」
 稲 田 道 彦 (香川大学経済学部 教授)
   「瀬戸内圏における生涯健康カルテネットワーク構想」
  原   量 宏 (瀬戸内圏研究センター 特任教授)
(3)第2部 総合討論
瀬戸内圏に関わる「海」、「文化・観光」、「遠隔医療」に関わる諸 問題について、会場の参加者とともに
討論します。