香川大学医学部附属病院を中心とした経済産業省平成18年度地域医療情報連携システムの標準化 及び実証実験事業-「周産期電子カルテネットワーク連携プロジェクト」-が平成19年4月8日付けニューヨークタイムズ及びインターナショナルヘラルドトレビューン電子版アジア太平洋エデイションに掲載されました。

このプロジェクトは、周産期医療を対象とする開放型地域医療情報連携システムの構築と実証と題し、香川県、岩手県、東京都(港区 の愛育病院)や千葉県鴨川市の亀田総合病院など4地域の医療機関で、それぞれ地域内の十前後の産婦人科医院とシステムを連携し、早産等のリスクが高い妊婦 の情報を共有することを目的としております。
この度、岩手県遠野市の産科婦人科の状態と岩手県立釜石病院との周産期電子カルテ・モバイル胎児心拍転送システムの紹介があり、 人口の少子化、高齢化の過疎の町の産婦人科医師の不在問題と出産に向けての診療、出産に伴う通院・待機問題を遠隔在宅管理システムを導入することによる1 つの解決策の形で4地域を代表して遠野市の実例を詳しく紹介しています。香川大学を含めた他の3地域でも導入が進んでいることが紹介され、4地域含めた他の地域への今度の導入・展開に期待が寄せられています。
外国の高級ペーパーにプロジェクトが紹介されたのは極めて少なく、今後益々の研究・発展が期待されます。
・ニューヨークタイムズホームページ:
・インターナショナルヘラルドトレビューンホームページ:
・経済産業省 平成18年度「地域医療情報連携システムの標準化及び実証事業」プロジェクト: