香川大学では、地域に根ざした研究を行うべく、平成18年度に「瀬戸内圏研究プロジェクト」を立ち上げたところです。これは、本学が瀬戸内海に面した地域に位置していることもあり、本学が瀬戸内圏研究の中心となることを期待して立ち上げたものです。「瀬戸内圏」をさまざまな観点から研究し、その研究成果を地域に還元することで、瀬戸内地域をさらに活性化させることが狙いの一つです。

このたび以下のとおり瀬戸内圏研究シンポジウムを開催することといたしました。今回で3回目となるシンポジウムのテーマは「浅海の生産環境と防災」です。瀬戸内を生産環境と防災の視点から考え、研究者による基調講演や専門家によるパネルディスカッションを行います。
 
日 時: 平成19年11月20日(火)13:30~17:00
場 所: サンポートホール高松  第1小ホール
内 容: 第1部 基調講演
「瀬戸内海の新たな再生方策としての「里海」づくり」
松田 治 氏  瀬戸内海研究会議会長、広島大学名誉教授
「浅海域としての瀬戸内海研究」
多田邦尚    香川大学農学部 教授
「浅海における物質の輸送機構解明と防災への活用」
末永慶寛    香川大学工学部 准教授
第2部 パネルディスカッション
「浅海の生産環境と防災」
パネリスト
青山忠幸 氏 香川県環境森林部長
山本啓一 氏 香川県魚市場株式会社 代表取締役社長
松田 治 氏  瀬戸内海研究会議会長、広島大学名誉教授
白木 渡      香川大学工学部 教授
コーディネーター
多田邦尚   香川大学農学部 教授
※詳細はこちらをご覧下さい→pdfアイコン瀬戸内研究研究シンポジウム案内(PDF:747KB)