3月11日(火)(13:30~17:00)に、サンポートホール高松においてシンポジウム「香川大学危 機管理研究センター設立に向けて」を開催しました。
今回のシンポジウムは「地域の安全・安心を考える」をテーマとして、第Ⅰ部では、基調講演として総務省消防 庁の室﨑益輝消防研究センター所長から「減災にむけてのパートナーシップと研究者の役割」と題して講演を頂き、第Ⅱ部では、本学理事(連携・評価担当)角田直人から「香川大学危機管理研究センター概要」の説明がありました。
第Ⅲ部では、パネルディスカッションとして、「危機管理研究センターへの期待」をテーマに、行政から国土交通省四国地方整備局の菊池良介企画部長、香川県の川部英則防災局長、市民の立場から香川県各種女性団体協議会会長の野田法子氏、救急救命の専門家から本学医学部附属病院の山下進助教、研究者の立場から室﨑益輝消防研究センター所長、本学生涯学習教育研究センターの清國祐二教授を招聘して、それぞれの立場から東南海地震が起こることを想定した香川県及び四国地域住民の安全・安心に関する問題やその提言など貴重なご意見をいただくことができました。
シンポジウムには、各関係機関、地元企業、本学教職員・学生など約150名の参加者があり、熱心に聞き入っ ていました。

講演する室﨑益輝消防研究センター所長

講演する室﨑益輝消防研究センター所長